レッドブルが2014年、56億缶を販売して57億ドル（6,847億9,800万円*）を稼いだことを考えると、損害賠償をカバーできる十分な財源があるだろう。対照的に、チームを運営している多くの私企業は、やっと収支が合う程度で銀行にはほとんど預金がないことが多い。 双務協定違反の罰金がどの程度かは不明であるが、どのような契約でも違反することはできないし、違反すれば罰則があるはずである。 下記に示す、レッドブル・レーシングの2013年度会計報告書は「ブランドとしてのレッドブルは、商業権保有者との契約を支持し、少なくとも2020年シーズンまでは参戦を継続する」と述べている。 この文書によると、レッドブルは2020年以前にF1を撤退することはできず、バーニー・エクレストン氏が大きな権限をもつことになる。おそらく彼は、条件が適切であればレッドブルの撤退に同意するだろうし、フォルクスワーゲンのような大手

アウディのF1参戦の話題がすぐに沈静化したのは、まず、フェルディナント・ピエヒの退任は、フォルクスワーゲンの数十億ユーロのコストカットを背景にしている。対照的に、F1チームの運営コストは増加している。レッドブル・レーシングの最新会計報告によると、2013年12月31日までの1年間、チームの予算は、3,510万ドル（42億1,691万円*）増の3億2,580万ドル（391億4,161万円*）となっている。これはF1史上最高額の予算であるが、レッドブル社自体が2,080万ドル（24億9,891万円*）を提供している。フォルクスワーゲンの経理担当者が聞きたい数字ではない。 4月のバーレーンGPで、クリスチャン・ホーナーはBBCに「アウディに身売りしないし、撤退するつもりもない」と述べ、レッドブルのF1撤退の噂を打ち消した。彼はディートリッヒ・マテシッツ氏からの警告は、ルノーに発破をかけるためだっ

エネルギー飲料メーカーのレッドブルは、2020年末までF1レーシングにコミットすることを明らかにした。 これは、同社のF1チーム、レッドブル・レーシングの年次会計報告で明らかにされたものだが、過去数ヶ月間、トラックでの成績低下のためF1から撤退するのではないかという、しつこい噂があったため、重要である。 レッドブルは2010年から4年連続チャンピオンシップ優勝を果たしたが、昨年、2.4リットルV8エンジンから1.6リットル・ターボへ切り替わる新規約が導入されたため、昨年は成績が一転した。2014年、レッドブルは2位に終わり、現在は4戦終わって4位である。 そのため、レッドブルがF1から撤退するという報道に火がつき、当初経営陣はその噂を打ち消そうとしなかった。オーストラリアでのシーズン開幕戦で、同社のモータースポーツ・ディレクター、ヘルムート・マルコは、レッドブルのディートリッヒ・マテシッツ

Ｊ２Ｃ大阪は４日、６日の磐田戦（金鳥ス）に向けて大阪市内で調整を行った。元ウルグアイ代表ＦＷディエゴ・フォルラン（３５）はストレッチ、ジョギングなどをこなした。 Ｊ１再昇格を目指すチームは１１試合を終えて勝ち点１８で７位。フォルランは１１試合すべてに出場、リーグトップの９得点を挙げている。７月３１日が契約期限ということもあり去就が注目されているが、取材対応のなかった本人に代わり、２日に初来日してこの日の練習を見学に訪れた父・パブロさん（６９）がセレッソ残留を後押しした。 「もちろんチーム状態などあってなんとも言えないが、チームとともにＪ１に昇格したいという意思を息子から強く感じるよ」と話した。パブロさんは現役時代はウルグアイ代表ＤＦとして活躍し、１９７４年西ドイツＷ杯にも出場。今回は１カ月余り滞在予定で、「街がきれいでびっくりした。美しい国だね」と早くも日本を気に入っていた。　（芦田航）

フェラーリと緊密な技術的パートナーシップを結んでいるハースF1チームだが、フェラーリの“Bチーム”になることはないと述べている。 昨年9月、フェラーリは2016年からの参戦を目指すハースF1チームと複数年におよぶパワーユニットの供給契約を発表。契約の直前にもハース・オートメーションがフェラーリと2015年のオフィシャル・サプライヤー契約を結んでいる。 ハースは、カスタマーカー規則の緩和により、サスペンションマウントやサスペンションアップライト、ブレーキ、ペダルボックス、ステアリングラック、燃料電池といった多数のコンポーネントをフェラーリからの供給でまかなうことにしている。 、しかしハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、シャシーとボディワークはハース製になるとし、2016年のF1マシンは、フェラーリとは異なる外観になると考えている。 「フェラーリは、我々にとってF1参戦を手助けしてく