横綱昇進が決まった力士に「おめでとうございました」と過去形で話しかけるインタビューを見ました。これはややおかしいように思うのですが。 あけましておめでとうございました。 あれ? 何だか変ですね。 これに比べると、「(横綱昇進)おめでとうございました」はそれほど問題がないようにも感じます。結論から先に言うと、「おめでとうございました」という言い方そのものを「おかしい」とか「間違っている」などと決めてしまうことはできません。ただし、これをおかしいと感じるかどうかは人・場合によってかなり違いがあり、放送で使う場合にはそのことを意識しておく必要があるでしょう。「おめでとうございます」とは異なるニュアンス(たとえば横綱昇進が決まった直後の興奮・感激)をあえて伝えたい、という積極的な考えがあるのであれば、使ってもかまわないように思います。 いま目の前にあるものについて「あ、ここにあった」と言ったり、「