中国の習近平指導部は、緊急事態への対応など戦争以外の軍の行動方針に関する要綱を15日から施行しましたが、台湾メディアは「戦争行為を起こす際の隠れみのになる可能性があり、警戒が必要だ」という専門家の見方を伝えています。 中国国営の新華社通信は、習近平国家主席がこのほど、軍トップの中央軍事委員会主席として「軍隊の戦争以外の軍事行動」に関する要綱に署名し、15日から施行すると伝えました。 要綱は59条からなり、具体的な内容は明らかにされていませんが、緊急事態に対応し、国家の主権と安全、発展の利益、それに世界の平和と地域の安定を守るため、軍の戦争以外の軍事行動に法的根拠を与えるものだとしています。 これについて、台湾の新聞「自由時報」は、専門家の見方として「戦争以外の軍事行動が戦争行為を起こす際の隠れみのになる可能性があり、台湾は警戒しなければならない」と伝えました。 一方、中国外務省の報道官は、