先日、即売会会場内を歩きながらした会話。 A「いやー、でも○○○円は高いよね」 B「うん、高い」 C「せめて△△△円じゃない」 A「そう、そのくらい」 どれが自分でしょう、というのはおいといて、こんなことを話しながら、『でも○○○円で高いとは全く思わなかったけどなぁ』というのが本音。適当にまわりにあわせる悪いクセです。 じゃあ、なんでこの感覚のズレが生じたのだろうか、ということを、少し考えてみました。 いきなり結論からいくと、同人誌の適正価格なんてありません。『本の内容』『頒布したい部数』『頒布方法』の3つから、適正な値段を考慮することはできますが、これら3つの要素は、発行者がコントロールするべきであり、これらが一緒になることなんてありえないので、適正価格は無い、ということになります。 これらから発行者が決める価格とは別に、購入者が考える価値があります。この本にはいくら払うことができるか、