2月14日から15日にかけて関東甲信を襲った記録的な大雪。この大雪で、日本一の生産量を誇る山梨のぶどうに大きな影響が出ています。 主力の露地物のぶどうにはあまり被害が出ていませんが、ハウス栽培のぶどうが大きな被害を受けました。 主な産地では90%以上のハウスが壊れ、再生に向けた道筋も見えていません。 甲府放送局の佐藤美月記者が解説します。 記録的大雪で農業被害 甲府市では15日午前9時に1メートル14センチの積雪を観測。これまでの49センチを大幅に上回り、統計のあるこの120年間で最も多くなりました。 この大雪で、農業関係に大きな被害が出ました。 ハウスの倒壊や、果樹の木が折れるなど被害額は今のところ70億円余りに上っています。 ハウスのぶどうとは 被害が深刻なのがハウス栽培のぶどう。 ぶどうは、主力の露地物とハウス栽培の2つがあります。 ハウス栽培の面積は、山梨県全体でみる
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