英カーターバーにあるスコットランドとイングランドの境界を示す石碑とスコットランドの旗(2014年8月17日撮影、資料写真)。(C)AFP/Andy Buchanan 【12月4日 AFP】英国で戦争捕虜となっていたナチス・ドイツ(Nazi)の元兵士が、捕虜時代に受けた親切への感謝を示すため、遺言で全財産を英スコットランド(Scotland)の小さな村に贈与した。 ハインリッヒ・シュタインマイヤー(Heinrich Steinmeyer)さんは第2次世界大戦(World War II)当時、ナチス武装親衛隊(Waffen SS)に所属していた。フランスで捕虜となり、スコットランドのハイランド(Highlands)地方コムリー(Comrie)近郊のカルティブラッガン(Cultybraggan)戦争捕虜収容所に収容された。そこで当時19歳だったシュタインマイヤーさんは思いがけず温かい歓迎を受けた