中国国内でツイッターを利用した言論活動をリードする中国人ジャーナリストの安替(アンティ)氏が21日、都内の国際大学GLOCOMで「A New Internet China」と題するシンポジウムで講演し、中国の最新ネット言論事情を報告した。 中国といえば政治的な問題についての自由な発言が制限されていることが知られているが、安替氏によると「ツイッターは中国に100%自由な言論をもたらした」という。その真意とは何か。また、ツイッターへのアクセスが禁止されている中国で、どのような方法でアクセスし、どのような情報発信が行われているのか。本欄では3時間近くにわたって行われたシンポジウムをテキストにおこし、変わりゆく中国の最新ネット言論事情をお届けする。 (注:本記事は21日に行われた安替氏の講演を元に記事にしていますが、一部わかりやすくするために編集部で前後関係などを変更した部分があります) ────