「現代の魔法使い」落合陽一(右)と「Ontenna」を開発したUIデザイナーの本多達也(左)音は耳で聴くもの、という常識を覆し、髪の毛で音を感じるためのデバイス「Ontenna(オンテナ)」を開発したUI(ユーザーインターフェイス)デザイナーの本多達也は現在27歳。富士通でOntennaプロジェクトのリーダーを務め、「グッドデザイン特別賞[未来づくり]」をはじめとする数多くの賞を射止めるなど、このデバイスのさらなるバージョンアップと認知向上に励んでいる。 そして本多と落合陽一は、ほか2名の研究者と共にJST(科学技術振興機構)のCREST(戦略的創造研究推進事業)を進める同僚だ。落合が率いるこのCRESTチームにおいて、本多は自分の役割を「インタープリター(通訳)」と考えているという。専門性むき出しのメンバーと一般の人々とをつなぐ役、ということだ。 そもそも、なぜ本多は音を感じるデバイスの
2日、デジタル社会と高齢者に関するイベントでスピーチした若宮正子さん(米ニューヨークの国連本部で)=橋本潤也撮影 【ニューヨーク=橋本潤也】スマートフォン用アプリを開発したことで知られる神奈川県藤沢市在住の若宮正子さん(82)が2日、国連本部で開かれた高齢者とデジタル社会に関するイベントで演説した。 「デジタル技術は人間を創造的にして、多くの高齢者の助けにもなる」と述べ、ICT(情報通信技術)活用の可能性を訴えた。 若宮さんは「引っ込み思案の私が下手な英語を気にせず発信するのが大事」と、すべて英語でスピーチ。年齢と共に物忘れなどが増える高齢者こそ、ICTの手助けが有効だと強調し、「高齢者一人一人にあわせたアプリが、これから増えていけば」と語った。 若宮さんは高卒で勤めた大手銀行を定年退職後、独学でパソコンを習得。80歳を過ぎてプログラミングを学んだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く