お家芸復活に挑む、柔道の日本代表選手12名が決まった。全日本柔道連盟は3日、リオデジャネイロ五輪の日本代表選手最終選考会となった平成28年全日本選抜柔道体重別選手権大会の閉幕後に福岡市内で記者会見を行い、男女の最重量を除く12階級の代表内定選手を発表した。 女子57キロ級で2連覇を目指すロンドン五輪・金メダリストの松本薫(ベネシード)や、男子66キロ級で同銅メダリストの海老沼匡(パーク24)らが選出された。女子78キロ超級は、無差別級で行われる4月17日の皇后杯全日本女子柔道選手権、男子100キロ超級は同29日の全日本選手権を最終選考会としているため、それぞれ両大会終了後に発表される。 会見に出席した山下泰裕強化委員長は「強化委員長としては男女合わせて4個、できれば6個の金メダルを取りたい。(最終選考会の)今大会ではふがいない試合もあったが、選手が持っている力を存分に出して、十分な準備をす