FIFA=国際サッカー連盟を巡る事件で、アメリカのFBI=連邦捜査局が、2018年と2022年のワールドカップの開催地を選ぶ過程で不正がなかったか捜査に乗り出したと、大手通信社が報じ、今後、捜査がどこまで進むのか注目されます。 この問題で、大手通信社・ロイター通信は、3日、アメリカのFBIが、2018年と2022年のワールドカップの開催地を選ぶ過程で不正がなかったか捜査に乗り出したと報じました。 2018年はロシアで、2022年はカタールで大会が行われることが決まっていますが、この2つの大会の開催地の選定を巡っては、過去にもFIFAの幹部らが特定の国に投票する見返りに多額の金銭を要求したなどと疑惑が伝えられ、ことし3月からは、スイスの司法当局が、不正が行われた疑いがあるとしてFIFAから関係資料を押収するなど、捜査を始めています。 FIFAを巡っては、ブラッター会長がアメリカの司法当局の捜