社会 那覇うみそらトンネル開通 一般は午後4時から2011年8月28日 Tweet 供用開始を祝し、那覇うみそらトンネルの前でテープカットをする関係者ら=28日午前、那覇市鏡水の那覇空港側トンネル入り口 那覇空港と那覇市若狭の那覇港地区を結ぶ那覇西道路2・5キロの供用式が28日午前、同道路区間内にある那覇うみそらトンネル(724メートル)入り口で開かれ、約300人が参加した。 事業者の沖縄総合事務局によると、同道路の利用で那覇空港から那覇港新港地区までの移動時間が27分から12分に短縮される。事業費は約1680億円。同日16時から一般向けに、暫定2車線で供用が開始される。 式典では、トンネルの命名者3人に感謝状が贈られた。 沖縄総合事務局の槌谷裕司局長が「市内混雑の緩和や観光、各種産業振興に寄与する。開通は関係各位のご協力のたまもの」とあいさつした。 那覇港管理組合管理者の仲井真
社会 完全地デジ化まであと2日 県内789世帯が“難視”2011年7月22日 Tweet 各地の地デジ難視世帯数 アナログ放送終了まであと2日。地上デジタル放送への完全移行後、ローカルのデジタル放送の受信が困難で、国の対策として衛星放送を一時的に視聴することになる「難視地域」が県内10市町村で789世帯(12日現在)残されている。難視地域の住民は「ローカル番組が見られないと困る」などの意見が上がっており、総務省沖縄総合通信事務所が対策を進めている。 同事務所によると、山や海岸沿いの崖が地デジ放送の電波の障害になっていることが難視の主な原因という。難視解消の対策として(1)共用アンテナや小規模の放送設備「ギャップフィラー」の設置(2)戸別に使用するアンテナの改善―などを実施している。 うるま市勝連平敷屋の宮城洋子さん(57)宅は、デジタル放送対応のテレビに買い替えても民放の1局が映らな
政治 「一括交付金3000億に」 知事、枝野氏らに“念押し”2011年7月14日 Tweet 片山善博地域主権戦略担当相(左)に要請書を手渡す仲井真弘多知事=13日、総務省 【東京】仲井真弘多知事は13日、枝野幸男官房長官兼沖縄担当相、片山善博地域主権戦略担当相(総務相)、桜井充財務副大臣、民主党の武正公一沖縄協議会座長代行らをそれぞれを訪ね、3千億円の沖縄振興一括交付金(仮称)の創設などを要請した。 8日に民主党が官邸に要請したことを踏まえ、県として実現に向け「念押し」を図る狙いがある。仲井真知事は「額については皆さんノーコメントだった」と述べた。政府側は一定の理解は示したものの、額や概算要求基準での扱いなど具体的返答はなかった。 知事によると、枝野氏は「一生懸命頑張る」と述べるにとどめた。片山担当相も額への言及はなかったが「使い勝手を良くすることはぜひ実現させたい」と答えたという
社会 F15墜落 操縦士、依然見つからず 自衛隊と11管、捜索続ける2011年7月6日 Tweet 航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機1機が5日の戦闘訓練中、東シナ海に墜落した事故について、自衛隊と第11管区海上保安本部は6日午前も行方不明となっている操縦士・川久保裕二3等空佐(37)の捜索活動を続けたが、同日午前11時現在、依然発見されていない。 那覇基地で5日に設置された事故調査委員会も6日午前、引き続き事故調査を実施している。 自衛隊と11管はF15が墜落したとみられる周辺海域で、夜を徹して捜索活動を続けた。6日午前は空自のUH60ヘリコプターや海自のP3C哨戒機、11管の巡視船が捜索を行っている。【琉球新報電子版】 次の記事:大阪府が6メートル津波想定 ...>> 今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事
経済 製品問い合わせ分析 アンドロイド検証センター2011年6月28日 Tweet アンドロイドテスティング協議会の設立趣旨などを、県内外のIT企業へ説明するセミナー=27日、那覇市の県市町村自治会館 甕昭男会長 米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を想定した「テスティング(検証)センター」の県内設置を目指し、「アンドロイドテスティング協議会(ATC)」が27日、発足した。アンドロイド製品の顧客の視点に立った製品の苦情・問い合わせなどを分析し、改良点や不具合などを検証する。アンドロイドの品質を監査する第三者機関は現在ないという。国際化への対応も視野に入れ、アンドロイドを中心とした高度な検証技術の展開による産業創出が期待される。 ATCは沖縄ソフトウエアセンター(那覇市・南郷辰洋社長)や国際的なモバイル通信技術の研究拠点「横須賀リサーチパーク(YRP)研究開発推進協会
社会 沖縄自動車道1000円 那覇―許田、20日から有料化2011年6月3日 Tweet 高速道路無料化社会実験が19日に終了し20日から有料化されることを受け、国と県は2日までに、沖縄自動車道の通行料金を正規料金の3割引きとする方針を固めた。那覇―許田間では普通車は千円になる。来週中にも正式決定される見通し。 沖縄自動車道の正規料金は那覇―許田間で普通車が1550円。実験前は1999年から県が特別調整費を投入し、千円としていた。 国と県は割引の補填(ほてん)財源と割合について調整しており、国交省は「利便増進事業費」などの財政補助、県は特別調整費を充てる方向で協議している。ETC割引や休日割引などの詳細も現在調整中としている。 東日本大震災の影響による実験凍結決定後、県は5月19日にNEXCO西日本、20日に国交省を訪れ、無料化実験後の正規料金を千円以下にするよう要請していた。
教育 「定員内不合格出すな」 高校入試で県教育庁通知2011年3月4日 Tweet 県立高校の入試について各学校長宛てに出された通知文 県教育庁が県立高校入学者選抜(入試)について、定員割れをしている場合の定員内不合格者が出ないよう合否判定基準の見直しなどの検討を促す通知文を各県立高校長に出していたことが3日までに分かった。定員割れの学校は、入試の得点や中学校の内申が合格基準に満たなくても、基準を変更することで入学させるよう促す内容。諸見里明県立学校教育課長は「強制ではない。合否は学校長の裁量だ」と説明。高校教育や入試制度の在り方自体が問われる内容で、現場からは「成績が追い付かず、学習意欲がない生徒まで合格にすれば、授業が成り立たない」など戸惑いと反発の声が上がっている。 文書は「県立高等学校入学者選抜における定員の確保について(通知)」として2月25日、課長名で各学校長宛てに出された
社会 海底トンネル7月完成 長さ724メートル2011年2月23日 Tweet 県内で初めて海底を通るトンネル「那覇沈埋トンネル」が今年7月に完成し、自動車が通れるようになる。仲井真弘多知事が22日の県議会本会議で発表した。 那覇空港付近と三重城付近を結ぶトンネルの長さは724メートル。 那覇港は大きな船が出入りするため、小さな橋ではだめ。大きな橋だと、那覇空港を離着陸する飛行機のじゃまになる。そのため、鉄の枠にコンクリートを流し込んで造った函を八つ海に沈めてつなげることでトンネルを通した。函は日本本土で造り、船で沖縄に運んできた。 トンネルを造っているのは道路や港、さまざまな施設を建設し、沖縄の発展を進めてきた内閣府沖縄総合事務局。トンネルが完成すれば那覇新港ふ頭地区から那覇空港までの移動時間が18分から9分に短くなる。渋滞が減り、貨物の輸送が楽になると期待されている。 次の記
スポーツ FC琉球 準加盟見送り Jリーグ、榊原代表「継続」は前進2011年2月16日 Tweet Jリーグは15日、都内で理事会を開き、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するFC琉球の準加盟申請を継続審議とし、承認を見送った。競技場の改修見込みが明確でないことや、クラブ運営の改善が必要であることを主な理由とした。今季からJFLに昇格するカマタマーレ讃岐(香川)は承認された。 競技場については、沖縄県が県総合運動公園陸上競技場の改修に向け調査に着手しているが、着工は早くても2012年4月以降となる見込み。これについてJリーグ側が「着工時期が明確でない」とした。 また、運営面については、行政だけではなく、地元企業からのより一層の支援を受けることや、ファン獲得への努力を求められた。 FC琉球は2008年の申請時には、競技場の未整備などを理由に「不認可」とされた。今回は「継続審議」と
社会 名護へふるさと納税を 交付金カットに対抗2011年1月18日 Tweet 名護市へのふるさと納税を呼び掛ける新崎盛暉氏(右から2人目)ら=17日、参議院議員会館 【東京】県内外の学者、文化人らが17日、都内の参議院議員会館で会見し、米軍再編交付金の支給を打ち切られた名護市を「ふるさと納税」で支援するよう呼び掛けた。辺野古への普天間飛行場代替施設建設を拒否する名護市の姿勢を後押しするとともに、基地問題で差別的な対応をする政府へ意思表示してもらうことが狙い。 呼び掛け人25人の中心となった沖縄大名誉教授の新崎盛暉氏は「沖縄でもできるが特に県外の人に呼び掛けたい」と話した。 ふるさと納税を呼び掛ける運動は辺野古への基地建設を許さない実行委員会の木村雅夫氏らが2010年夏ごろから始めた。以来約35人が納税している。再編交付金が打ち切られたのを機に新崎氏らが納税運動への賛同者を募った。
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