タイトル : 黒い家 作者 : 貴志祐介 オススメ度 ホラー度 ★★★★☆ リアル度 ★★★☆☆ サスペンス度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ 人間の怖さを描いた戦慄のホラー! 要約 保険会社に勤める若槻は、菰田重徳という男の家に呼びだされ、そこで重徳の息子が首吊り死しているのを発見してしまう。 発見時の重徳の表情を見た若槻は、保険金殺人ではないかと疑う。重徳の経歴を調べると、過去に自分の指を切断し保険金詐取を狙った経歴もあるなど疑わしい状況だった。重徳は毎日のように若槻のいる事務所に訪れ保険金支払いを淡々と督促していく。サイコパスの危険性を主張する犯罪心理学研究者の金石も、重徳は普通ではなく即座に逃げるべきだと助言を受ける。ところが警察の捜査の結果、金石にはアリバイがあることが判明し事故死であると結論付けられ保険金は支払われた。 保険金は支払われても重徳