シリアで、またもや子供が犠牲となっている。とは言っても、シリア軍の「無差別攻撃」や包囲によって命の危険に曝され続けている訳でもなければ、反体制派によって「人間の盾」とされている訳でもない。自らの介入政策を正当化しようとするロシアや欧米諸国が、内戦で喘いできた子供たちを利用することに躍起なのだ。 米英仏が示した曖昧な状況証拠ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市で4月7日に発生した化学兵器(塩素ガス)使用疑惑事件は、ホワイト・ヘルメットが、インターネットを通じて被害者とされる住民の映像や画像を公開することで明るみに出た。映像や画像には、有毒物質を洗浄するとして水をかけられる子供、消毒用スプレーをかけられる子供、酸素呼吸器や携帯酸素缶を口に当てる子供、横たわって心電図の電極を取り付けられる子供などが多数映っていた。 出所:https://twitter.com/syriacivildef/
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