こんばんは! 本が好き!編集部の和氣です! 2017年12月4日~2017年12月10日の人気書評ランキングを発表します! 今週は久しぶりに日本人作家の小説やノンフィクションが多い気がしますね。 1位 書籍:『ゴースト』 (中島京子/朝日新聞出版) レビュアー:ぽんきちさん 得票数:37 書評掲載日:2017-12-04 15:13:10 書評URL:http://www.honzuki.jp/book/256045/review/192189/ 戦争の時代を生き、死んでいった、いくつかの浮遊する「魂」たちの物語 今週の第1位はぽんきちさんの書評です! 2014年『小さいおうち』が映画化もされた小説家・中島京子の短編集。タイトル通り、「ゴースト」がテーマのようだがホラーでないところに惹かれます。 ————————— 2位 書籍:『くも漫。』 (中川学/リイド社) レビュアー:有坂汀さん 得
誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) 詩人であり作家の町田康氏が誘ってくれる 『外食』の世界。 やはり『言葉の荒法師』の異名を取る町田氏が こういったテーマを扱うと日常的な風景ががらりと 変わって見えることは請け合いで、 面白かったです。 作家、町田康氏による『食』をテーマにした作品です。 町田氏独特の文体である『町田節』に触れたのは 本当に久しぶりのことでしたが、今回もガツンと 打ちのめしてくれるものでございました。 物語はというと主人公の『私』は長年辛酸を なめてきて、ことに生活のこととなると、異様な だわりを求める男です。 そんな町田氏が一念発起して自宅を大幅に リフォームします。 しかし、それによ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く