その後、キャプテン斉藤真木子の「サカエファン入学式、盛り上がっていくぞ!」という掛け声の後は、「チャイムはLOVE SONG」「オキドキ」「パレオはエメラルド」など、いつものようにダイナミックなパフォーマンスをメンバー全員(ドラフト生除く)で披露。ユニットでは小畑優奈がセンターで「シャララなカレンダー」といったかわいい曲から、「GALAXY of DREAM」といったクールな曲までSKE48らしい楽曲が歌唱された。 MCでは「みなさん入学おめでとうございます! 今日は入学式ということで、新入生の方も在校生の方も転校生の方も、はたまた再入学の人も! みんなで一緒に楽しみましょう!」と斉藤が入学式を意識した挨拶。「再入学(以前にSKE48ファンで、一度離れたが再び戻ってきてくれたファン)」のところでは会場から笑いも起きていた。 各メンバーが名札を付け、9年目のメンバーを9年生に例えるなど学校を
電車や喫茶店で偶然すれ違うような人の人生こそが秘匿されていると強く思うことがある。特急で席を譲ろうとしたら「いいわよいいわよ」と笑いながら強く断ってきた老嬢や、ある駅で「回数券に領収書は出せない」とむやみにあしらってきた、昔は男前だっただろうという顔立ちの中年の駅員の人生を、わたしはどれだけ知りたくても知ることはできない。他の見ず知らずの他人に関しても、これだけ自分語りの道具があらゆる人間に開かれた時代になっても、知ることができるのは編集が加えられたその人自身のある側面だけであって、実感とは平行線のままだ。 それだけ目に見えにくいものでも、自分には他人について知る必要があると思う。権力があったり声がでかかったりする人が図面を引いた「こうだよ」ではなく、一つ一つの実感を積み上げてできあがる「本当はこうなんじゃないか」の土台が欲しいのだ。無数の個人がうごめく世間を、概要ではなく一人一人の実感の
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