北海道・東部、釧路市や根室市が主要都市である道東地区。人口は北海道全体の2割ほどだが、医療機関を含めた都市機能は札幌市に集中し、道東はまさに医療過疎地となっている。その釧路市に、毎週土曜の朝下り立ち、月曜朝に東京に帰っていく医師がいる。joy.netで以前Dr.まあやとして紹介した、折居麻綾医師だ。普段はおちゃらけた語り口調の折居医師だが、道東医療の現実について話す姿は少し違った。 折居麻綾(おりい まあや)先生 1975年東京生まれ、岩手育ち。岩手医科大学卒業後、慶應義塾大学病院で研修を終え脳神経外科に入局。2010年にかねてから夢だったファッションデザイナーの道に挑戦しようと日本外国語専門学校海外芸術大学留学科に入学する。翌年にはロンドンのセントラル セント マーチン カレッジ オブ アート アンド デザインに約2年間留学しファッションデザインの基礎を学ぶ。帰国後は事務所『Dr.まあや