ブックマーク / aplac.net (35)

  • エッセイ531/APLAC 間引きが出来ない

    写真の場所は、Glebe。 17年前に僕が住んでた頃から全然佇まいが変わっていない酒屋さん。 しかし、書かれている値段は輸入ビールが多いのですが、よく見るとハイネケン49ドル(24・カートン)よりもアサヒビールの方が高いのですね。しかし、いずれにせよ高いな。僕はいつもの国産(オーストラリア産)のカートン35ドル前後で済ませますけど。 オーストラリアに来て住んだ2軒目の家(賃貸)は、通称「セミ」と呼ばれる二戸イチの平屋でした(セミ・デッチャブルの略)。久しぶりにマンション生活ではなく、「庭のある生活(の額だったが)」が出来たのがうれしく、さっそく裏庭に野菜などを栽培したのですが、これが上手くいきません。その後も、時折思い出したように園芸まがいのことをやるのですが、ほんと才能なーし!って感じで、ダメダメです。 原因はいろいろあれど、一つには僕には間引きが出来ないのです。種を蒔いて、ばっーっ

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    金子堅太郎は、明治期の大物官僚・政治家で、明治憲法の起草も行い、日露戦争のポーツマス会談でルーズベルト大統領と話を付ける勲功もあり、日米友好にも尽し、位階は従一位、伯爵号も得ています。日本大学の初代学
  • エッセイ532/APLAC 罪を憎んで人を憎まず-行為者違法と「いい人」ファシズム

    写真の場所は、Darlinghurst。 向こうに見えるのはキングスクロスの高層ビル。一切の先入観を排除して、純粋に宇宙人の視点、あるいは1万年後の人類の視点に立ってこの二つの建物を見比べた場合、どちらの文明が進んでいると思うだろうか?などとふと考えてしまったのでした。 作品と人 井上陽水が神がかっていた当時(というか未だに活躍していることこそ神なのだが)、僕もハマってよく聴いてました。そのとき、中学のクラスの文集かなにかに、「僕は陽水が好きだが、それは陽水の楽曲や才能が好きなのであって、その人人は好きでもキライでもない。会ったことも話したこともない人をどうとも思いようがない」と書いた記憶があります。 あれから数十年、今でもそう思っているし、今こそより強くそう思うのでした。 その人の人間的な実像と、その人の作品/技量とは峻別するべきだと。 「罪を憎んで人を憎まず」という古くからの言葉が

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    現実をありのまま直視し、冷静&緻密に分析し、問題点を正確に摘出する、、のではなく、「~のように見える」という程度でいきなり結論に飛びつき、煎じ詰めれば「なんとなく気に食わない」という程度、ほとんど思考
  • エッセイ534/APLAC 愛という名の「通貨」バクチ性経済ではなく「楽になる」という人類の大テーマに回帰する話

    写真の場所は、Central駅の裏手、というか東南側。Surry Hillsの方です。あなたがシドニーでビザを取得する場合、そして健康診断を受けたならば、おそらく帰路にこの風景を見るでしょう。 なぜ楽にならないのだ? 世界経済(含・日経済)がヤバくなりそうな今日この頃ですが、不況とか不景気とかいう循環的で短期的なことよりも、もっと抜的に貨幣経済というのを考え直す時期にきているのではないかと思う今日この頃でもあります。我ながら凄いテーマを書こうとしてるのですが、いや、でも、ほんま、せやで。 あなたはおかしいと思いませんか? 人類がこれまでコツコツと頑張ってきたのに、未だに働かないと生活できない、しかも昔よりも頑張って働かないとならない、それどころか働く場所にすら事欠くというのとは一体どういうことか?おかしいじゃないか? 僕が子供の頃のSFで語られていた未来は違う。「なんでもかんでも機械が

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    超金持ち達だって、使い切れないくらい金を持ってて、まだ増やしたいのか?だからもうTVゲームのハイスコア心理になってるのでしょうね。際限なく無駄に暴走するということです。
  • エッセイ541/APLAC TPP?興味ないです。

    写真は、Chatswoodに竣工した市役所(+図書館その他)の新庁舎。 昔、新幹線乗るときに「WEDGE」という雑誌があって、なんとなく読んでたりしたのですが(今でも健在だそうだが)、あの表紙の写真がいつもこんな感じでした。僕も写真を撮りながら、「なんか"WEDGE"みたい」と思ったのであった。 ちなみに、WEDGEとは「クサビ・楔」ですが、連想するのはポテトのウェッジ。くさび形に切って、オーブンでローストしたもので、フライドポテトよりもホコホコして美味しい。どの町にも一軒はあるチキン屋さん(オーストラリア版お総菜屋さんみたいなもの)に大抵売っています。パンプキンローストも美味いので、どちらにしようかよく悩むのですが。 最初に、最近論議になっているTPPについて書きます。「どう思われますか?エッセイでも」とメールを背中を押していただいたので、ちょっとだけ。 結論的に言えば、「あんまり興味な

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    日本も米国も国家としては世界の動向のヘゲモニーを握ってないからです。アメリカの「企業」は、GoogleにせよAppleにせよ主要プレーヤーであり続けると思うけど、「国家」はそうではない。21世紀の先進国の国家というの
  • エッセイ549/APLAC 経済を創るのは政府ではなく”俺達”でしょ?大阪市長選に関して思うこと

    写真は、Drummoyne。 僕の好きなBlankey Jet Cityの古い曲に「ヘッドライトのわくの取れ方がイカしてる車」という曲がありますが、これは「道路標識の傾き方がイカしている国」って感じですね。このいい加減な、ゆる~い感じがオーストラリアって感じ。 前回バッサリ割愛した部分を書きます。大阪の橋下・維新の会に対する選挙や人気について、僕が根的に感じている違和感です。「なんか違うんじゃない?」という。この違和感の根は深く、範囲は広いので、書いているうちに収拾がつかなくなってボツにしました。今回、思いつくままに書き綴っていきます。 今回の大阪の地方選で投票率があがり、盛り上がったことそれ自体はイイコトだと思います。市民が政治に適正に関心を持つことはイイコトですもんね。まあ、橋下さん、親しみやすいキャラだし、マスコミの使い方も上手だし、わかりやすいし、なんかしてくれそうだし、「いっち

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    だから結局この第三の方法、インフラ整備というか、普通に良い世の中、まっとーな世の中を作ることが、一番経済に寄与する。それが一番本道でしょう。ということは、政治は政治をやってればいいんだってことです。下
  • エッセイ572/APLAC 生活保護の不正受給報道について思うこと

    写真は、ウチの近くのLane Cove。超望遠で撮っているので実際の見え方とは違うのですが、こう撮ると遠くに山が見えるのがおわかりでしょう。ブルーマウンテン方面までクッキリ見えます。 シドニーは地形的には盆地であり、"Sydney basin"(シドニー盆地)と呼ばれるのですが、こうしてみるとよく分かります。 リアルタイムに日にいないので、どんな感じで報道されているのかよく分からないのですが、生活保護の不正受給に関する報道が多いように思います。それはもう、ときによってはバッシングと呼んでもいいくらい過熱したり。 「なんだかなあ」と思います。いや、「なんだかなあ」という脱力的な感じではなく、より強く「ええ加減にせえよ」くらいに思います。そう思う理由は幾つかあります。 支出削減のテクニック 過去に何度か書いたと思いますが、ずっと昔に神戸のケースワーカー(福祉事務所職員による)殺人事件の弁護を

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    そんな見え透いたことをする奴は、そもそも優秀ではない。合気道ですからね、相手の力を読み取り、利用し、ほんのちょっとだけ軌道修正すれば足りるはずです。  例えば今のマスコミはネットに押されてどこも青息吐
  • エッセイ583/APLAC 「トロール」と「卑怯」について ネットいじめと「絶対に反撃されない立場」

    写真は、Darlinghurst。すでに陽射しは春。ちらほら新緑も見えてきました。電柱に貼ってあるのは、今週末の地方選のポスター。 覆面ギタリストとネットの恐さ You tubeで好きな曲名やアーチストで検索していると、アマチュアのギタリストの自己撮りプレイ動画に出くわします。それぞれがカメラに向かってご自慢の腕前を披露するわけですね。アップするだけあって流石に上手で、「うめ~!」とか「やっぱ練習だよなあ」と何を今更のことを思いつつ見ているわけですが、ふと「あれ?」と思うのですね。覆面をして弾いている人達が多いことです。 「覆面」というかタオルで口の周囲を多い、サングラスをかけ、帽子をかぶりという、いわゆる昔のデモルックです。その昔、故・忌野清志郎先生が、あえてミエミエの「謎のバンド」を演出した「タイマーズ」みたいな覆面。 と言っても知らない人の方が多いでしょうが、いきなり脱線するけど、あ

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    第二に、これも全ての社会論に共通すると思うのですが、どうしたら人の良い部分を引き出せるのか、どうしたら人の悪い、ダークな部分を引き出さないように出来るのか、です。古今東西、どんな民族も集団リンチみたい
  • エッセイ585/APLAC 「所有」とはなにか?~"脱"所有とパブリック・ドメイン~領土問題と境界確定事件

    写真は、Willoughbyの普通の住宅街。 こちらは太陽光線が強いから、夕陽(朝日も)眩しい。悪い気はしない、てか結構好きです。運転してるとツライけど。 夕暮れの黄金色に包まれて視界がぼやけると、「たそがれ(黄昏)」の語源である、「あそこにいる人は誰?よく見えない」(誰ぞ彼)を思い出します。 もっとも、「黄昏」の語義は、夕陽が眩しくて見えないのではなく、暗くてよく見えないという意味であり、時間的には「日没直後」らしいです。でも、イメージ的には黄金色の「黄」という文字が入ってるから、キラめく夕陽って感じですけどね。「黄」の字は、漢語の時刻表現、戌の刻の別名「黄昏/こうこん」(午後7時~9時)からきていて、別にそんなビジュアルイメージは関係ないそうです。まるっきりの誤解なんだけど、でも、「黄色く昏倒する」(視界が黄金色に染まってホワワ~ンとなる)という感じで、好きな言葉であり、好きな時刻です

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    ところが境界事件は、ほとんど経済的には無価値な捨て地で生じるので、その紛争の本質は純粋たる感情です。そしてその感情の内容は何か?といえば「肥大したエゴ」、それだけ。  所有物というのは心理学的でいう「
  • エッセイ586/APLAC 一般解 と 特殊解

    写真は、Upper Northshoreの高級住宅地、Gordon駅の春。 ノースは北に行けば行くほど自然が多く、環境が良くなるのですが、こういうのほほ~んとした雰囲気はいいです。 また、シドニーに桜は少ないのですが、梅のような花はちらほらよく見かけます。白あり、赤あり、ピンクありで種類も結構あります。 一般解と特殊解A・特殊解B 「一般解」と「特殊解」という言葉があるそうです。 もともとは数学用語で、一般解とは「方程式などの解に任意の定数を含むもの」とか、「任意定数や、任意関数を含む形で書かれる解のこと」と言われたりします。こういう数学的タームを使って表現されると、よう分かりません。特殊解とは「一般解に含まれる任意定数や、任意関数に特定の値や関数を与えることによって得られる解、即ち、一般解に含まれる個々の解のこと」と説明されるのですが、これもよう分かりませんなー。 ただし、数学的な言い回

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    感情的に激するのは、土地を取られる地主を可哀想なキャラとして事例設定するか、占拠している人を愛すべきキャラに設定するかというかという、事例におけるたまたまのキャラ設定の差でしかない。問題は、地主、占有
  • エッセイ587/APLAC ハードルの高さ 目標が高いほど、ハードルは低く抑えるべき

    写真は、Annandale。 陽光輝き、ラベンダーが咲いているという。春爛漫です。 もっとも、つい先日、日中33度の真夏並に上がったと思ったら、翌日の最低気温は9度まで下がりました。暑くて、晩飯は素麺でいいかとか言ってた翌日に、また湯たんぽを入れて寝ているという、相変わらずの荒っぽい大陸性気候です。 今週はバタバタして、時間もないので、軽めにいきます。 テーマは表題のとおり、「達成すべき目標がデカければデカいほど、当面のハードルを低めに設定すると良い」ということです。 一般に目標が高いほど、ハードルも高くしがちです。「世界チャンピオンになる」「総理大臣になる」など野望がデカいほど、超絶的な努力が必要とされます。もう生半可な根性や努力でどうなるものでもない。だから、そんなとんでもない大決意をしたときというのは、メラメラ燃えるような思いでいたりするわけですから、めちゃくちゃ激しく頑張りたくなる

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    なぜ日々のハードルを低くするのか?  一つにはあまりに1日のノルマを多くし過ぎると疲れちゃって、結局長続きしないからです。一晩寝たら絶対疲れが取れるというところに押えておく。そうでないと蓄積疲労になっ
  • エッセイ588/APLAC 錯覚マッチョ

    写真は、Top Rydeのショッピングセンター。 どっかのリゾートホテルのような佇まいですが、ショッピングセンターです。かつては、ここもうらぶれた感じだったのですが(それが好きでもあったのだけど)、(けっこう前だけど)リニューアルして、今は「原型を留めない」くらいになってます。 いわゆる男性美 いわゆる「男らしさ」の美徳は幾つかありますが、その一つに「攻撃性のカッコよさ」があるでしょう。 それは例えば、肉体的&精神的な強さあり、強さに基づく美です。 最新鋭の戦闘機のような、世界最速の動物チーターのような、優美ささえ感じられるフィジカルな機能美。そして精神。ウジウジしないカラッとした精神の湿度。細かなことをチマチマこだわらない雄大なスケール。冷静な決断力、果断たる瞬発力。 男性型ヒーローは、常に何らかの「戦い」をしています。 あるときは大義のため、あるときは愛と平和のため、あるときは個人的な

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    辛口が全てダメなのではなく、それが的確であり、十分な資料と論理構成を持っており、しかも多くの人々が後難を恐れて口ごもるような状況で、敢然と異を唱えるのであればいいです。でも、見てると、誰もが言ってるよ
  • エッセイ589/APLAC 地元で問題視されつつある超過密違法シェア物件

    写真は、ご存知オペラハウス。何の変哲もない、構図も今ひとつの写真ですが、よく見てください。純白のウェディングドレスも麗しい花嫁さんのフォトセッションが二組も同時進行中です。 大体土日に行くと、年がら年中この光景に出くわします。 問題点の変遷 日人同士→住環境の劣悪さ 今週もオーストラリアネタですが、前回よりもぐっと身近な話題、超過密ルームシェアの話です。 最近どんどんヒドくなっていって、ついには地元社会でも問題視されるようになってきた、というのが今週のトピックです。 このHPでも、留学やワーホリのページ、特にシェア探し系のページに時々言及していますが、お約束のように日で学校に申し込んで、お約束のように「最初はホームステイ」でホームステイをやって、その後、お約束のように皆が住むのが、このシティその他にありふれた存在である超過密シェアです。2DKのマンションに十数人がすし詰め状態で住んでい

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    確かに直接的な価格や、目先の支出としては安いんだろうけど、「見えないところで(コンスタント&大きく)損をする」パターンです。よくある話です。経営マネジメントや収支に構造的欠陥があるというか、破産管財人
  • エッセイ590/APLAC 能動移動と受動移動~日常の「自由空間」

    写真は、Chatswoodだけど、場所はこの際問題ではない。 というか何も問題はないのだけど、なんかこの構図、曇り空の感じといい、前のおっちゃん二人が妙にカッコよさげだったり、全体の雰囲気が、映画の1シーンみたいに感じたので衝動的に撮った一枚。 意味なんか何にもないんだけど妙に意味ありげ、てか、印象一発みたいな感じが自分でも気に入ってます。 先日、電車に乗りました。 こうやって公共機関で移動するのは、いつもは車で移動している僕の日常としては珍しいことです。電車に乗りながら、ふと思ったのですが、こういうルーチンワークというのは人の発想や世界観に影響を与えるかもな、と。 A地点からB地点まで行くのに徒歩~飛行機まで様々な手段がありますが、大きく分けて①能動型と②受動型があるとしましょう。 ①能動型は、自分で決めて、自分の力で移動するものです。徒歩が典型的ですが、自転車でも、バイクでも、車でも同

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    これは現在に至るまで、自分の人生の大きな宝物になったし、貴重なエネルギー源やリソースになったと思います。誰にも指示されず、マニュアルも何もなく、ただ自分が「世界」とだけが対峙し、取っ組み合って「遊ぶ」
  • エッセイ591/APLAC 部族社会と互換性 「国家」は本当に必要なのか?

    写真は、定番のタウンホールだけど、時計台がちょっとヘンです。絵になってます。 市の広報サイトのTown Hall Upgradeに説明されていますが、大がかりな補修工事の最中です。第一期工事(内装、2年間)は約40億円の予算で終了し、いよいよ外装の第二期工事(約9億円、20か月)が始まってます。その際、単に布で囲われているだけでは寂しいということで、サイズなど完璧に模写した絵を掲げておくという。よく考えるよな(そしてやるよな)って感じですが、右に製作ビデオがあります。なるほど、結構な手間暇をかけてやっているのですね。 はじめに ESSAY 557/「みんな」の極大化と極小化~でもちょっと触れましたが、いま、極端に大きくなっていくベクトル(超巨大グローバル企業)と、極端に小さくなっていくベクトル(孤族の時代)という真逆のベクトルが同時進行しているというケッタイな時代になっていると思います。

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    僕らにとっての日本とは、古くからあるこの山河というマテリアル(素材)であり、それらの素材(複雑な地形×峻烈な四季)によって自然に育まれた感性でしょう。生成(きなり)の文化というけど、山門の朱塗りが剥げ
  • エッセイ592/APLAC 部族社会と互換性(2)

    写真は、今年の岸壁の造形展(Sculpture by the Sea)から。 しかし、これ、一発芸のような作品ですね。あまりにも一発芸的なので気に入りました。 例年快晴日に行ってたのですが、今年は曇天。しかし曇天でもなかなか味があるなと思ったのでした。 今年の展示はもう終っちゃいましたけど、しかし、来年3月には同じ出典品でパースのCottesloe Beachでやります。その前に1月からはデンマークでもやります(AARHUS)。 前回の続きです。 前回は、100年スパンの未来の方向性として、国家という中間団体の役割が徐々に退潮し、その代りに今の市町村くらいの”手頃なサイズ”な集団、それは趣味・嗜好や哲学などポリシーやテイストを基軸にした部族社会のようなものが台頭していくのではないか、そうなった方が楽しそうだということを書きました。そして、世界でおそらく数百万単位になるこういった集団を規律す

    arkanal2
    arkanal2 2012/11/18
    では、人の精神的充足はどういうパターンによりよく満たされるか?です。それは無数のパターンがあるのでしょうが、部族社会論とのカラミでいえば、二つ思いつきます。①周囲の人間と波長が合うかどうか、②主体性が