viewportを使えば、Webサイトの横幅をスマートフォン向けに最適化できる。基本的な書式は【1-1】のとおりだ。viewportにはさまざまなプロパティが用意されているので、コンテンツの内容に合わせた適切な値を指定しよう 【1-2】。 【1-1】指定しないプロパティはデフォルト値が適用されるため、すべてを記述する必要はない 【1-2】viewportのプロパティ一覧 viewportのプロパティの中でも特に重要なのがwidthの指定だ。iPhoneのデフォルト値は980pxに設定されているため、何 も指定しないとコンテンツが小さく表示されてしまう【2-1】。 値には数値も指定できるが、「devicewidth」で指定するのが一般的である【2-2】【2-3】。 【2-1】viewportのwidth指定なしの状態。コンテンツが縮小され、文字が小さくて読めない 【2-2】width=dev