かつて栄えたベッドタウンの衰えが際立ってきた。市区町村別に2011~16年の住民所得を調べると、首都圏の郊外でドーナツ状に減少が続いていた。団塊世代が年金生活に入り、モノづくりの空洞化で働き手も集まらないからだ。上昇に転じた都心部などとの違いは鮮明で、若い世代を呼び込む工夫が要る。総務省の「市町村税課税状況等の調」をもとに、納税義務のある住民1人当たりの課税対象所得を集計。5年前と比べた。増減
昭和のサラリーマンは手書きで書類を作るのが基本だったけれど、苦労してワープロ化された企画書を用意するとお客さんに喜ばれたというあるある漫画がTwitterに投稿ました。平成世代からの「昭和は大変だ」といった反響や、昭和世代が昔を振り返る声が寄せられています。 当時はワープロも貴重でした 漫画のタイトルは「昭和のサラリーマン カタマチ君」で、第一話は「ワープロの巻」。昭和60年(1985年)頃、仕事で必要となる書類や企画書は手書きが基本。ワープロが普及し始めていた頃で、決め手となる場面では、企画書をワープロで作り、きれいに仕上げたくなるものだったようです。 しかし残念ながら、社内にあるワープロ機はわずか数台で、扱える人の数も多くありません。企画書をワープロ化したいカタマチ君でしたが、ワープロ担当の女性に「今、無理ですねー」とあっさり断られてしまいます。当時のワープロは希少かつ、選ばれた人だけ
外国人はこんなにタトゥー(入れ墨)が好きなの? 今夏のサッカーワールドカップ(W杯)を見て、そう思った。そこで気になったのが温泉施設の対応。大半が「タトゥー禁止」を掲げる。2020年東京五輪で「まごころのおもてなし」を掲げる以上、むげに断れないのでは? そう思い、外国人旅行者が多い富士北麓(ほくろく)と南麓(なんろく)の温泉で尋ねた。 富士山を望む露天風呂で知られる山梨県山中湖村の「紅富士の湯」。年間約35万人が利用し、その1割が東南アジアや欧米からの外国人だ。 「タトゥーのお客様は入浴できません」 海外ツアー客を乗せた大手旅行会社のバスは、添乗員が到着前に車内で呼びかける。タトゥーを入れている人は周辺を散歩したり、お土産を買ったりして時間をつぶすという。 玄関に高さ2メートルの看板を立て、タトゥーのある客の入浴禁止を呼びかける。「ファッションのワンポイントもダメ」と徹底している。運営する
数日前に書いた記事にたくさんの反応をいただいた。 男女問わず料理を担当している、したことがある人からは共感の反応を数多くいただいた。 そして、恐らくは人に料理を作ってあげたことがないであろう人達からは「義務なわけないだろ」という反応をもらった。 これがまた一定数あったので、それについて感じたことを書いていきたいと思う。 「人の気持ちを想像するスキル」がない人達 義務なわけがない、と言う反応を見て一番最初に思ったのが人の気持ちを想像するスキルがない人がたくさんいるなぁ…ということだ。 料理を一度でも誰かに振舞ったことがある人であれば、相手が無言で食べたり、美味しい!という言葉の前に小言が入った時の悲しさを理解できるはずだ。 また作ったことがなくても、人の気持ちを想像することが出来れば「美味しい」という言葉の重みが少しはわかるのではないか。 人間、人の気持ちなど完全にはわかるわけがない。 相手
100年に1度の危機と呼ばれたリーマン・ショックから15日で10年になる。強力な金融緩和が続いた影響で、世界の債務は2.7京円と危機前を上回って最大規模に積み上がった。世界経済は比較的高い成長を続けているものの、危機がぶり返すリスクをぬぐい去れないでいる。リーマン・ショックダイアリー「10年前のあの日」へ「次の金融危機が近づいているのは確実」。米国出身の著名投資家ジム・ロジャーズ氏は警戒する。
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