世良 晃志郎(せら てるしろう、1917年8月19日 - 1989年4月16日)は、日本の法学者(中世西洋法制史)。東北大学名誉教授。元宇都宮大学学長。 生涯[編集] 1917年、現在の広島県庄原市(旧制)生まれ。東京帝国大学法学部に首席で入学して久保正幡に学び、1940年に首席で卒業する。在学中に高文司法科試験(現在の司法試験)に首席で合格する。卒業後は母校の助手となる。短期現役海軍主計科士官(4期)を志願し、同年5月、海軍経理学校に入学して海軍主計中尉に任官。同年9月に卒業。1945年(昭和20年)5月、海軍主計少佐に昇進して終戦を迎えた[1]。同年10月、東京帝国大学法学部の助手に復職。 戦後は、1948年7月に東北大学法文学部に助教授として赴任[2][3][注釈 2]。1952年、東北大学教授。東北大学に在職する間、1958年12月より附属図書館長(1963年11月まで)、1968