(上條) ここに注目! きょうは、新年らしく夢のある挑戦についてです。 菊地解説委員です。 どんな挑戦ですか。 コンピューターに小説を書かせようという、SFの世界のような試みです。 上條さんは、星新一さんの作品を読んだことがありますか。 (上條) 読んだことないです。 (菊地) 星さんは16年前に亡くなりましたが、400字詰めの原稿用紙で10数枚程度の ショートショートと呼ばれる独特の短い小説で人気を集めました。 この星さんのような短い小説をコンピューターに書かせようというのです。 (上條) なぜ星さんの作品なのですか。 (菊地) 星さんは、1000作品余りと、数多くのショートショートを書きました。 それらの作品は、起承転結があり、最後にオチがついて終わるなど、小説のプロット、 構造が分かりやすいという特徴があります。 このため、その構造をはじめ、使われてい