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ブックマーク / zenn.dev/qnighy (3)

  • JavaScriptの参照レコードとthisバインディング

    JavaScriptの仕様には「参照レコード」という概念があります。参照を意識することで、JavaScriptにおけるメソッド呼び出しの理解と左辺式の評価順序の理解を同時に深めることができます。稿ではこの「参照レコード」の動機と詳細の説明を試みます。 ※ 記事ではECMAScriptの規格で「参照レコード」と呼ばれている概念を説明します。JavaScriptのオブジェクトは参照渡しのような使い方ができますが、これは稿で説明する「参照」とは少しだけ異なります。 参照レコードの目的 JavaScriptにおける参照レコードは以下の2つの目的で存在しています。 左辺式の中間評価結果を表現するため。 メソッドのレシーバーを決定するため。 左辺式の中間評価結果とは たとえば a[f()] += 2; というコードを考えます。 function f() { console.log("f()");

    JavaScriptの参照レコードとthisバインディング
    arx0balest
    arx0balest 2022/02/20
    いろいろ初めて知った。JSのthisだけはマジで使いたくない。使わないで済む方法をまず考えるのがベストだと思う。
  • 「Rustでやると知らないうちに詰む設計」を避けるためのTipsを集めてみる

    とりあえず、よく言われてるやつから埋めていこうと思う。 構造体にライフタイムを持たせない 構造体にライフタイムを持たせるのは「基的に」避けよ、というのが重要なのは間違いないのだけど、これをもう少し実践的な内容にしたい。ちょっと考えてみたけど、こういうのはどうだろうか。 ある関数呼び出しの中でしか絶対に使わない。returnするまでにその構造体のデータは全て破棄される。static変数に退避させることもできない。アロケーションもその関数が面倒を見る。そういう一蓮托生できる関数呼び出しに心当たりはあるか? ある→ 構造体にライフタイムを持たせてもよい。 ない→ ライフタイム禁止。 そう考えてみると、DIとかReduxとかとも通じるところがあるかもしれない。「つべこべ言ってないで全部の責務を一番外側に持っていく」という決断ができるときは構造体ライフタイムが選択肢に入る。

    「Rustでやると知らないうちに詰む設計」を避けるためのTipsを集めてみる
  • JavaScriptの非同期処理をじっくり理解する (1) 実行モデルとタスクキュー

    対象読者と目的 非同期処理の実装方法は知っているが、仕組みを詳しく知らないのでベストプラクティスがわからないときがある 実行順序の保証がよくわからないので自信をもってデプロイできない変更がある より詳しい仕組みを理解することでより計画的な実装をできるようになりたい という動機で書かれた記事です。同様の課題を抱える人を対象読者として想定しています。 目次 実行モデルとタスクキュー Promise async/await AbortSignal, Event, Async Context WHATWG Streams / Node.js Streams (執筆中) 未定 入門記事へのリンク プロミスの使用 - JavaScript | MDN Promise, async/await (現代の JavaScript チュートリアル) JSの初心者にPromiseとasync/awaitの使い方

    JavaScriptの非同期処理をじっくり理解する (1) 実行モデルとタスクキュー
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