消費者金融大手の「アイフル」は、9月24日に事業再生実務家協会へ申請していた私的整理の一つである「事業再生ADR手続」が成立したことを明らかにしました。 合意の内容は、同社および関連会社の「ライフ」「マルトー」と取引がある全65金融機関から、債務総額2791億円に対して返済を猶予するもの。 なお、今回のADR手続においては返済猶予のみを要請するもので、借入金の債務免除や債務の株式化(DES)は含まれていないとのこと。 今後の再建に向けてリストラ策を加速させる意向で、実施していた希望退職者の募集に2095名が応募し人員数を半減させることに加え、店舗数も大幅に見直すことを明らかにしています。 事業再生ADR手続成立のお知らせ 「企業不況」の最新記事 東京衡機を監理銘柄(審査中)に指定、内部管理体制不備で (24/09/27) 東京証券取引所は、スタンダード上場の試験機メーカー「東京衡機」を、9