株式市場の「中国問題」に切り込めるか? セラーテムテクノロジーの社長ら逮捕 東京地検特捜部は本日(3月6日)、ジャスダック上場のセラーテムテクノロジーの社長ら3名を「虚偽の中国企業買収を公表した」疑いが強まったとして、金融商品取引法違反(偽計)の容疑で逮捕しました。 同社が、平成21年11月13日に発表していた「英領バージン諸島籍の中国系ファンドを割当先とした15億円の第三者割当増資」が、同年12月16日に「払い込まれた」と発表したことが虚偽とされているはずですが、同じ11月13日に発表していた中国IT企業「北京誠信能環科技有限公司の子会社化」が虚偽とされているとも取れる報道もあります。 あくまでも推測ですが、セラーテムの15億円の増資は半分が現金の払い込みで残りの半分がファンドからの貸付金の現物出資であり、その15億円で上記の中国IT企業を買収しているため、まずファンドが半分の7億500