スマホ向けアプリから電話番号など無断送信 機能と無関係な情報も KDDI研究所(埼玉県ふじみ野市)が、スマートフォン(多機能携帯電話)で人気の無料アプリ(ソフト)400本を調べたところ、約6%が電話番号や端末ID(識別番号)などとともに、位置情報や利用アプリの一覧を無断で外部に送信していたことが20日までに分かった。 位置情報などの送信はサービスのために不可欠な場合もあるが、アプリが必要な情報とは明らかに無関係なものも含まれており、問題視する声が強まりそうだ。 調査対象は米グーグルのサイト「アンドロイドマーケット」で配信されているアプリ。研究所がゲームや電子書籍、ニュース配信などさまざまなアプリを解析した。 その結果、半数近い181のアプリが、端末IDなど何らかの利用者情報を外部送信していることが判明。全体の約6%に当たる25のアプリでは、ID、電話番号など端末を特定できる情報と、