近年見られる、ツイッターなどのオタク論客系の書き手による「社会学」叩きを見て不思議に思うのは、彼らが「社会学」を批判する際に依って立つ認識が、むしろ若者論系の社会学によって醸成されたという点に無自覚であることだ。彼らはオタクバッシングやフェミニズムなどを自分の立場を脅かす(続く)
![後藤和智@仙台初売りBOOTHにて開催中🏳️🌈🏳️⚧️ on Twitter: "近年見られる、ツイッターなどのオタク論客系の書き手による「社会学」叩きを見て不思議に思うのは、彼らが「社会学」を批判する際に依って立つ認識が、むしろ若者論系の社会学によって醸成されたという点に無自覚であることだ。彼らはオタクバッシングやフェミニズムなどを自分の立場を脅かす(続く)"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6624a1b9e5af2ec9277f5855b8819835528a3fd4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fprofile_images%2F803519777004130304%2FzwImhGhM.jpg)
マクロビーに続いてナンシー・フレイザーのトランプ論を訳しました。こちらはマクロビーより立場を明確に打ち出している、フレイザーらしい論評です。今年1月2日付で公開されています。 前回のフレイザーのインタビューでも見られましたが、トランプの勝利を、ネオリベラリズムで被害を被ったひとびとに支持された結果と解釈しています。そしてその勝利は「進歩的ネオリベラリズム」の敗北でもあると。進歩的ネオリベラリズムとは、グローバルな金融資本主義と「多様性」や「エンパワメント」といった言葉を唱えるエリートたちの結合、を意味しています。本来「多様性」や「反差別」といった言葉は、全ての人々のための理想でしたが、現在ネオリベラリズムに利用されて、能力主義や企業中心主義のための言葉になってしまっているとフレイザーは考えています。これはフレイザーが従来から批判しているフェミニズムの変質と深く関わっている重要な論点です。
子どもやひとり親の貧困に取り組むNPO法人フローレンスの駒崎です。 年初、「2017年にはぶっ壊したい、こどもの貧困を生みだす日本の5つの仕組みとは」と題した記事を書いたらヤフトピに取り上げて頂き、多くの方に読んで頂きました。 また、貧困支援のプロ、大西連 さんも「2017年は生活保護家庭の子どもが大学進学できる社会にしよう!」というテーマで記事を書かれ、この問題を世に広めてくださいました。 この間、「生活保護家庭の子どもは、大学に行ってはダメ、というのは知らなかった」という意見が、僕に多数寄せられました。 生活保護家庭の子どもは、大学に行ってはダメで、大学に行くには「世帯分離」と言って、もとの生活保護家庭とは別の世帯となることで初めてそれが可能になります。しかしその場合、世帯構成員が一人減るので、保護費は6万円くらい減る。 この減った分をバイトして必死に稼ぎ、さらに授業料等も稼いでいくの
大方のメディアの予想を裏切ったトランプ当選、そして僅差で支持者が上回ったイギリスのEU離脱を問う国民投票。今、世界はどんな変化を遂げようとしているのか――。2大トピックから探る、混迷の世界を生き抜く方法とは? スペシャル対談 宮台真司(社会学者)×萱野稔人(哲学者) トランプ当選とブレグジットの背景にあるグローバル資本主義の変化 ―2016年を振り返り、2017年以降を考える時に、トランプ大統領誕生は外せないトピックスだと思います。まずはトランプ当選を、お2人はどんなふうに捉えているか、というところからお聞かせください。 宮台: 僕はトランプ当選を待ち望み、家では、トランプが優勢と聞くと元気になり、ヒラリーが優勢と聞くと落ち込むという繰り返しでした(笑)。アメリカの多くの人たちと同じで、ヒラリーが大統領になれば、野放図なグローバル化が放置されて"茹でガエル"になると思ったからです。"茹でガ
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