世界を1カ月にわたって興奮の渦に巻き込んだサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が閉幕して約3カ月。4年後の2014年にブラジルで開かれる次回大会の出場を目指して、新生日本代表がそのスタートを切る。 南ア大会で1次リーグを突破し、日本代表を2002年の日韓大会以来2大会ぶりのベスト16に導いた岡田武史前監督。その後任に、イタリア人のアルベルト・ザッケローニが就任した。明後日(10月8日金曜日)に行われる「キリンチャレンジカップ2010」で初めて指揮を執る。 相手は、W杯2回の優勝を誇るアルゼンチン代表。この南米の強豪に対してどのような戦いを見せるか。今から楽しみだ。 イタリアらしからぬ攻撃的サッカーが身上 早くも“ザック”の愛称がついたザッケローニは、ACミラン、インテル、ユベントスといったイタリアの名門クラブの監督を歴任し、ACミランの監督時代には同国のトップリーグである「セリエ