2023年10月から開始された「インボイス(適格請求書)」制度。複雑でわかりにくい、負担が増えるなど、導入前から賛否が分かれ注目を集めた制度ですが、実際の登録申請状況や事業者間でのやりとりなどの実態はどのようになっているのでしょうか。 そこで、税理士ドットコムでは導入直前の9月中旬に、フリーランスなどの個人事業主を対象としたインボイスへの対応状況や制度への賛成、反対意見などについてアンケート調査を実施しました。 ■ 調査概要 調査機関:自社調査(税理士ドットコム一般会員を対象) 調査方法:税理士ドットコムに登録のある個人事業主を対象にウェブアンケートを実施 調査対象:税理士ドットコムに登録のある個人事業主444名 調査期間:2023年9月15日〜9月21日 【調査結果サマリー】 申請率:インボイス登録申請済みは、わずか3割。 未申請理由:8割は「課税売上高は1000万円以下」を理由に登録申
ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、同事務所が設置した「再発防止特別チーム」(座長・林眞琴弁護士)は8月29日、ガバナンス上の問題に関する調査結果の報告書と再発防止策の提言書を提出した。 報告書では〈ジャニーズJr.の思春期少年に対して、長年にわたり広範に行われた性加害の根本原因は、ジャニー氏の個人的性癖としての性嗜好異常にほかならない〉と指摘したほか、〈メリー氏による放置と隠蔽〉〈ジャニーズ事務所の不作為〉〈被害の潜在化を招いた関係性における権力構造〉をあげた。 さらに藤島ジュリー景子社長について〈取締役就任時頃には、ジャニー氏の性加害の疑惑を認識していたと認められる〉とした上で、〈性加害の事実の調査等をせず、取締役としての任務を懈怠した〉と厳しく批判した。 また、こうしたジュリー社長の態度がほかの従業員らにも強い影響を及ぼしたとし、事務所に〈ジャニー氏の性加害を「なかったこと」にする
立憲民主党の前衆議院議員・尾辻かな子氏の投稿で話題となった、JR大阪駅の対戦型麻雀ゲーム「雀魂(じゃんたま)」とテレビアニメ「咲-Saki-全国編」とのコラボポスター。ネット上には「性の商品化」などと批判する尾辻氏に同調する声もある一方で、「捉え方は本人次第」「世代間ギャップもあるのでは」など萌え絵を巡る議論が、ジェンダー論、憲法論にまで発展している。 駅や車内のポスター、看板の管理や運営を担当する総合広告代理店JR西日本コミュニケーションズに経緯を聞くと、「複数の担当者で問題がないかを検討し、修正を重ねて出来上がった」と話し、配慮して仕上げたと明かした。11月27日に契約満了で掲示を終了したといい、同社として尾辻氏に抗議するなど対応をする予定はないという。 ●「落としどころを探った結果」 咲は女子高生が麻雀の腕を競う漫画で、テレビアニメ化や浜辺美波さん主演で実写化されるなどしている。11
パルスオキシメーターの偽造品を廉価で販売する業者への対応を怠ったとして、メーカーと販売会社(いずれも兵庫県神戸市)は9月28日、ECサイト「Amazon」を運営するアマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区)を相手取り、計2億円の損害賠償をもとめて東京地裁に提訴した。 原告側は、「相乗り出品」と呼ばれる手法によって、偽造品が定価の10分の1の価格で販売され、売上や信用が低下したと主張している。 ●中国系の無許可業者が10分の1の価格で「偽造品」を売り出した 原告のメーカー社長や代理人弁護士が同日、都内で記者会見を開いて説明した。 訴状などによると、メーカーから独占的な販売委託を受けた販売会社は、Amazonに月額を支払うことで2011年5月からAmazonマーケットプレイスにおいて複数のパルスオキシメーターの出品を始めた。 新型コロナ禍でパルスオキシメーターの需要が高まる中、2020年8月に中
国を被告とした労働裁判の弁論準備手続を、国側の指定代理人が密かに録音していたことがわかった。録音は、国側がいったん退席し、原告側と裁判所が個別に話すときも続いていた。「手札」を盗み見られる形となった原告側は「当事者間の信頼関係を根底から崩す前代未聞の行為」だと憤っている。 「盗聴」騒動は、横浜地裁横須賀支部で10月11日に実施された弁論準備手続で起きた。裁判は原則公開だが、弁論準備手続は原則非公開となっている。 原告側代理人の笠置裕亮弁護士によると、録音機は国側の指定代理人のひとりが開けたままにしていた書類ファイルの下に置かれていたという。国側の退席後、笠置弁護士がファイルの表紙に橙色の点滅が反射していることに気づき、録音が発覚した。 裁判官の問いかけに対し、国側は「うっかり」を強調したが、実際に裁判所がデータを確認したところ、少なくとも2022年7月以降の期日が録音されていたことがわかっ
シンガーソングライター・椎名林檎さんが11月末に発売するリミックスアルバム「百薬の長」の関連グッズが、「ヘルプマーク」や「赤十字マーク」に類似しているとして、ネット上で批判が集まっている。 グッズはアルバムの限定盤に計3種類が付属されることとなっているが、うち2種類のグッズ「諸々(もろもろ)券ケース」と「夢語りマスク」のパッケージデザインに、それぞれ赤字に白い十字、白地に赤い十字が描かれている。 ヘルプマークは東京都福祉局によると「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方」など、外見からはわからなくても援助や配慮を必要としていることを、周囲に知らせるためのマークとして知られている。 これに類似した「諸々券ケース」が出回ることで、本当に支援を必要としている人との区別が付きづらくなり、混乱を招くことが懸念されている。 もう一方の赤十字マークは、「紛争地域などでマークを掲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く