asahi.com（朝日新聞社）：古川さん、地球帰還は１１月２２日 ロシア宇宙庁 - サイエンス
印刷 国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に滞在中の日本人宇宙飛行士、古川聡さんの地球帰還は１１月２２日になると、ロシア連邦宇宙庁のポポフキン長官が１６日、記者会見で明らかにした。ロシアは宇宙貨物船プログレスの打ち上げを８月に失敗、その影響で交代要員を送る宇宙船ソユーズの打ち上げの延期を決めていた。 ＩＳＳには古川さんら６人が滞在していたが、今月１６日に米ロの３飛行士が帰還に成功。１１月１４日に交代要員３人がソユーズでＩＳＳに向かい、同２２日に古川さんら３人が帰還する。１２月２１日に米ロ、オランダの３飛行士が再び飛び立つ。 米スペースシャトルが７月に引退後、ＩＳＳに人や物資を運ぶのはロシアの宇宙船だけになっている。（モスクワ＝副島英樹） 関連記事宇宙の古川さん、介護予防テーマに茨城・つくばと交信(9/15)ソユーズ打ち上げ、１１月と１２月 ＩＳＳの無人化回避(9/14)地上の医師、宇宙の古
asahi.com（朝日新聞社）：無人補給船、ＩＳＳとのドッキング中止 直前に通信途絶 - サイエンス
ＩＳＳに接近する無人補給船プログレス＝前回ドッキング時の５月１日撮影、ＮＡＳＡ提供 【ワシントン＝勝田敏彦】米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は２日、酸素や飲料水などの補給物資を積んで国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に接近したロシアの無人補給船プログレスが、ＩＳＳとのドッキングを途中で中止したと発表した。非常に珍しいケースだが、ＩＳＳに滞在中の宇宙飛行士６人に危険はなかった。 発表によると、ドッキング予定時刻の２５分前にプログレスとＩＳＳとの間の通信が途切れ、プログレスはＩＳＳの近くを通過した。ＫＵＲＳと呼ばれる自動ドッキングシステムの障害が原因とみられ、早ければ４日にドッキングをやり直す。 ＫＵＲＳは有人のソユーズ宇宙船も使っている。ソユーズはドッキングに失敗した場合、地上へ引き返すことになっている。原因究明が長引いた場合、米スペースシャトル退役後、宇宙への唯一の「足」となるソユーズに不安が残
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