ブックマーク / gendai.media (226)

  • ナウシカが、シータ・千尋・キキと「決定的に違っている」点(鷲谷 花) @gendai_biz

    30年経っても、特異なキャラ 12月25日、金曜ロードショーで約2年ぶりに長編劇場用アニメーション映画『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督)が放送される。劇場公開から30年以上経つにもかかわらずいまだ根強い人気を誇る作品で、特に主人公のナウシカは、宮崎駿が創造した中でも圧倒的なインパクトのあるキャラクターだ。 しかし彼女は、ジブリ作品の他の女性キャラクターとも、また当時の他の映画の女性登場人物とも決定的に異なっているのだ。そんな彼女の特異な点について、考えてみたい。 『風の谷のナウシカ』が最初に劇場公開された1984年当時、「戦う女性ヒーロー」の登場するフィクションは、世界的に主流になりつつあった。 1970年代には、女性専用の刑務所や強制収容所を舞台とする「女囚もの」、自分に屈辱を与えた男性に復讐する「レイプ-復讐もの」や、殺人鬼の襲撃から生き延びたヒロインが最後に反撃するホラーのサブジャン

    ナウシカが、シータ・千尋・キキと「決定的に違っている」点(鷲谷 花) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/12/25
    面白かった。筆者の方は知らないけど、相当な映画好きなのは伝わってきた。
  • スシローが過去最高売上を出し、くら寿司が赤字転落した「明確な理由」(三輪 大輔) @moneygendai

    動きが早かったのはスシロー 11月6日、回転寿司チェーンの「スシロー」などを展開する株式会社スシローグローバルホールディングスは決算説明会を行い、2020年9月期の売上高が2049億5700万円(前年度比2.9%増)となり、過去最高を記録したと発表した。 当期利益は64億5700万円で前期比35.2%減となったが、4月に前年同月比58.0%まで全店売上高が落ち込んだことを考えると、驚異的な数字に他ならない。スシローの売上は10月には前年同月比109.7%にまで回復しており、2021年9月期の売上は2506億円と過去最高の更新を見込む。 一方、12月2日には「くら寿司」を展開するくら寿司株式会社が決算発表を行った。2020年10月期の売上高は1358億3500万円(前年比0.2%減)とほぼ横ばいだったが、最終損益は2億6200万円の赤字となり、01年に上場してから初の最終赤字に転落した。前期

    スシローが過去最高売上を出し、くら寿司が赤字転落した「明確な理由」(三輪 大輔) @moneygendai
    asamaru
    asamaru 2020/12/16
    外食産業は怖すぎる。経営者はすごいと思う。
  • アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    アメリカの大学で起きていること 言語学者であるスティーブン・ピンカーが、発言が差別的であると批判され、アメリカ言語学会から「除名」されかけた騒動をはじめとして、アメリカでは学生による大学教授への攻撃や特定の言論に対する抑圧が問題化している 。 その背景には、気に入らない人物の過去の発言を取り上げて集団で糾弾することでその人の社会的地位や活躍の場を奪おうとする「キャンセル・カルチャー」の風潮がある (詳細は以下の二つの記事を参照:〈「世界的知性」スティーブン・ピンカーが、米国「リベラル」から嫌われる理由〉〈一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態〉)。 発言や行動が差別的な意味が含まないように配慮する、場合によってはそうした観点から影響力のある人物の差別的な発言を批判する――こうした「ポリティカル・コレクトネス」を重視する風潮は、アメリカでも日でも加熱してい

    アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/11/28
    アメリカが組織に外国人を取り込み、多国籍企業で莫大な利益をあげるようになった1990年代からだと思う。多国籍企業の人は表と裏で、話す言葉が言語からして違う。後者はほとんど聞き取れない。
  • 「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz

    フォーシーズンズ? その日、世界中の人間が、「これは一体何の冗談なのだろう」と考えた。トランプ弁護団のリーダーであるルディ・ジュリアーニが会見を開き、「(大統領選の)票は海外で集計されている」などという、根拠のまったくない陰謀論を熱心に語っていた。言うまでもなく、彼の主張の核心は「だからバイデンの当選はおかしい、当ならトランプが当選していた」というものである。 内容も噴飯ものだったが、世間の失笑を買ったのは会見の場所だった。トランプは「フィラデルフィアの『フォーシーズンズ』で会見をする」とツイートをしていたのだから、当然、高級ホテルチェーンのフォーシーズンズ・フィラデルフィアで会見が行われるものと誰もが思っていた。 しかし……実際に会見が開かれたのは「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピング」と名付けられたフィラデルフィアの造園会社の駐車場で、隣にはアダルトショップ「ファンシーアイ

    「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/11/28
    1.ゲームの民主主義的ルールを言葉や行動で拒否しようとする 2.対立相手の正当性を否定する 3.暴力を許容・促進する 4.メディアを含む対立相手の市民的自由を率先して奪おうとする
  • 大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!(飯田 一史) @gendai_biz

    ライトノベルの読者年齢が上がっているとよく言われる。中心読者は30代である、と。 筆者も何人かの編集者にヒアリングしてみたが「昔と比べると中高生読者は減った」「平均年齢が上がった」と現場でも言われているようだ。 それではラノベはもう10代に読まれなくなったのかというと、これが微妙なところだ。 中高生のラノベ受容、知られざる実態 異世界ファンタジーなどのジャンルは基的に年齢が上にスライドした一方、2011年から19年まで刊行された渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫。通称「俺ガイル」)以降の青春ラブコメものや、2019年から刊行が開始された二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』(電撃文庫)などの幼なじみもののラブコメは比較的若い読者が付いていると言われている。 もうひとつ、TVアニメ化されて話題になると中高生にも“下りてくる”(広まる)ことが多い。 アニメ化以

    大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!(飯田 一史) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/11/21
    というか、現代のエンタメは可処分時間の奪い合いでゼロサムゲーム(人口減の分マイナスサム)になってる。
  • 『鬼滅の刃』、中1の娘を魅了した「いい子な主人公・炭治郎」…その〈新しさと古さ〉(堀越 英美) @gendai_biz

    「いい子の主人公を見たことがなかった」 先日、「初見の人間が感動して泣くところを見たい」という『鬼滅の刃』ファンの中学1年生の娘に連れられて、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を鑑賞した。「こんなに泣きを期待されて泣かなかったら、ハードめな反抗期が前倒しで来てしまうのでは……。泣いたら泣いたで恥ずかしいし」。 そんな心配は幸い、杞憂に終わった。劇場の明かりがついてみれば、我々だけでなく、隣の母娘も前方の席の父息子も、小学生男子グループも10代女子3人組も、みんなべそべそ泣いていたからである。今まで子連れで訪れてきたどんなファミリー映画でも、これほどの熱気を体験したことはなかった。 歴代記録を次々に塗り替えるほどの大ヒットとなれば、当然にその人気の秘密を知りたくなる。『鬼滅の刃』の魅力を語りつくすには早口でも5億年かかるという娘に言わせれば、絵、セリフやオノマトペのセンス、小説のようなモノロー

    『鬼滅の刃』、中1の娘を魅了した「いい子な主人公・炭治郎」…その〈新しさと古さ〉(堀越 英美) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/11/19
    単に「いい子」「優しい」というか、価値観が利他に振り切れてイカれているレベルだから、漫画的でおもしろいのだとおもう。
  • 田中角栄はアメリカにハメられた…今明かされる「ロッキード事件」の真相(春名 幹男) @gendai_biz

    1976年7月27日、アメリカの航空機メーカー、ロッキード社から違法な政治献金を受け取ったとして、田中角栄前首相が逮捕された。「戦後最大の汚職事件」とも言われるロッキード事件である。しかし逮捕の決め手となった証拠は、角栄の外交政策に批判的だったあるアメリカ高官が、意図的に日側へ流したものだった。田中角栄は誰にハメられたのか? 新刊『ロッキード疑獄』から紹介する。 ロッキード事件は「復讐劇」か どんな陰謀も「動機」なしに企むことはない。動機があるから企みを実行する。動機はしばしば、「怒り」から生じる。怒りは突発的なものであり、時とともに鎮まって、忘れてしまえば、雲散霧消することもあり得る。 だが、怒りは度重なると「憎しみ」となり、さらに「復讐」の動機を生む。復讐のための陰謀を企むと、「純粋性」を失い、さまざまな計略を考える。哲学者の三木清は、そんな人間の業を教えてくれる(注1)。 ロッキー

    田中角栄はアメリカにハメられた…今明かされる「ロッキード事件」の真相(春名 幹男) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/11/15
    アメリカがひっくり返したのは昔から言われてるし、その通りだとは思うけど、当時の田中政権が腐敗していたのは事実だから、三木による綱紀粛正がなければ自民党は下野していたとおもう。
  • 【科学が立証】豊臣秀吉「本能寺の変を事前に知っていた」説は正しかった(藤田 達生) @gendai_biz

    行軍する兵士たちの消費エネルギーから排泄物の量まで計算して「中国大返し」の難易度を検証した『日史サイエンス』が、日史ファンの間で話題を呼んでいる。「科学的」に導かれたのは、「中国大返しを実現させた豊臣秀吉は、能寺の変が起こると事前に知っていた」という意外な結論だった。はたして、秀吉は明智光秀の裏切りを察知していたのだろうか? 「能寺の変」研究のトップランナーである三重大学の藤田達生教授が、この結論を徹底検証した。 実際の行程を推定してみる 能寺の変のあと、秀吉が光秀を倒して信長の後継者として認知され、天下の趨勢を決したのが「中国大返し」だった。それは、秀吉が中国地方の毛利氏攻略のため布陣していた備中高松城(岡山県岡山市)から、光秀との決戦の場となった山崎(京都府大山崎町)までの常識を超えた高速の行軍だったとされている。

    【科学が立証】豊臣秀吉「本能寺の変を事前に知っていた」説は正しかった(藤田 達生) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/10/26
    おもしろい。エビデンスや論証については論文読まないとわからないけど。
  • 「大阪都構想」賛否真っ二つ…“市消滅”なら大阪はもうダメかもしれない(大前 治) @gendai_biz

    大阪都構想」で弱小の特別区が細々と… 大阪市では、来る11月1日に「大阪都構想」への住民投票が実施される。しかし、もし可決されても「大阪都」は誕生しない。大阪府がそのまま残り、大阪市が廃止されるのである。 消滅した大阪市は、二度と元に戻らない。その跡地には、権限も財源も乏しい4つの特別区が置かれて、細々と行政を担当する。 特別区では、子育て施策にも学校教育にも十分な予算が充てられない。いかに議員や首長が努力しようとも、財源がないのである。 従来の大阪市の税収の多くは大阪府に吸い上げられ、特別区の税収は大阪市の3分の1に激減し、それを4つの特別区で分けるからである。

    「大阪都構想」賛否真っ二つ…“市消滅”なら大阪はもうダメかもしれない(大前 治) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/10/23
    大阪都構想は、今やすっかり衰えた大阪財界が30-40年前に持ってた構想で、首相公選制とか首都機能移転とかと同じように消えるべきものだったんだけど、それを維新が持ち出したものだから、特に合理性はない。
  • 阿川 尚之 Naoyuki Agawa | 現代ビジネス @gendai_biz

    1951年、東京都生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学法学部中退、ジョージタウン大学スクール・オブ・フォーリン・サーヴィスならびにロースクール卒業。ソニー、米国法律事務所勤務等を経て、慶應義塾大学総合政策学部教授。2002年から2005年まで在米日国大使館公使。2016年から現職。主な著書に、『憲法で読むアメリカ史』(読売・吉野作造賞)。

    阿川 尚之 Naoyuki Agawa | 現代ビジネス @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/10/13
    「憲法で読むアメリカ史」はアメリカを理解する上で必須だし、読み物としてもフェアに書かれていてめちゃくちゃ面白い本です。
  • 東大劣化の象徴…総長選「消された音声データ」の中身が示す「ヤバい実態」(伊藤 博敏) @gendai_biz

    東大総長選が揺れている 東京大学が総長選を巡って揺れている。 10月2日、新総長に藤井輝夫副学長を選出したが、その選考過程に疑義ありとして、元理事、学部長、研究所長、教員などから質問状や要望書が相次いだ。 選考に当たった東大総長選考会議の小宮山宏議長は、ノーベル物理学賞受賞者で東大宇宙線研究所長の梶田隆章氏ら有志の「公平性・透明性に問題がある」という要望書に対し、「選考会メンバー全員で丁寧な検討を行い、最終的には合議により3人の第2次候補者を選出した」と、回答した。 また、新総長選出後、次のような談話を発表している。 「今回の総長選考にあたって、選考プロセス等に関する要望を多方面からいただいたことを真摯に受け止め、総長選考の在り方について、検証と改善に取り組んでいく所存です」 だが、真摯に受け止めていたとは思えない事態が発覚した。NHKが、候補者を絞り込む選考会議を記録した音声データを、大

    東大劣化の象徴…総長選「消された音声データ」の中身が示す「ヤバい実態」(伊藤 博敏) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/10/08
    ①予算を一極集中させる→②成功した研究者が東大に集まる→③キメラ状の組織が大量にできる→④焼け太りして身動きが取れなくなるりアイデンティティも喪失する。これが今の東大、どこに問題があるかは皆で考えよう
  • 竹中平蔵氏、じつはかつて「公共投資の拡大」を声高に主張していた(佐々木 実) @gendai_biz

    竹中平蔵氏と言えば、小泉政権で「構造改革」の旗振り役となったことで知られている。そのときの彼は、公共事業、政府支出を減らせという、極端なまでの「緊縮財政論者」だった。いわゆる「身を切る改革」である。公共事業が生産性の低い「ゾンビ企業」が生きながらえさせているせいで日経済は停滞している、との主張だ。 ところが、じつは1990年代のはじめ、竹中氏は、「公共事業の拡大」を声高に主張していた。アメリカが日に内需拡大を強く迫った日米構造協議の直後のことだ。アメリカの経済エリートたちの側で日米構造協議を見ていた竹中氏は、彼らの影響のもと、まるでアメリカ政府の尻馬に乗るように日政府に巨額の公共事業を迫る主張を繰り返していたのだった。当時の事情を、ジャーナリストの佐々木実氏による竹中氏の評伝『竹中平蔵 市場と権力』より紹介する。 「外圧」の必要性を説く 日米経済関係のエキスパートになった竹中が日

    竹中平蔵氏、じつはかつて「公共投資の拡大」を声高に主張していた(佐々木 実) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/09/25
    経済学者としては一貫してないけど、ブローカーとしては一貫してる。
  • 竹中平蔵氏、処女作出版時に「共同研究独り占め」騒動を起こしていた(佐々木 実) @gendai_biz

    1990年代後半以来、歴代内閣のブレーンとして権力の中枢で影響力を行使し続けてきた竹中平蔵氏。ジャーナリストの佐々木実氏がこの特異な人物の実像に迫ったノンフィクション『市場と権力』が、このたび『竹中平蔵 市場と権力』として文庫化される。 同書が明らかにした重要な事実の一つに、竹中氏の処女出版が共同研究の成果を「独り占め」したものであるということがある。 日開発銀行(開銀)の職員だった竹中氏は、1981年からアメリカ・ハーバード大学で研究員となり、開銀の2年先輩で、当時ペンシルベニア大学の研究員として留学していた鈴木和志(かずゆき)氏と共同研究を行なっていた。しかし帰国後、出向先の大蔵省で処女作の出版を目指した竹中氏は、当時の共同研究の成果を「独り占め」してしまう――。 以下は、その経緯を記した同書からの抜粋である。 大蔵省大臣官房調査企画課の財政金融研究室に在籍していた竹中は、大蔵省での

    竹中平蔵氏、処女作出版時に「共同研究独り占め」騒動を起こしていた(佐々木 実) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/09/15
    これはかなり知られた話
  • なぜ日本と世界で「安倍首相の評価」はこんなにも違うのか?(佐藤 丙午) @gendai_biz

    憲政史上最長となった安倍政権が終わる。「外交の安倍」とも評されたが、その外交・安全保障政策とは何だったのか。どのように評価すればよいのか。安全保障政策にくわしい拓殖大学教授・佐藤丙午氏が総括を試みる。 外交・安全保障政策を評価する難しさ 一つの政権の外交・安全保障政策を評価することは非常に難しい。 外交・安全保障政策は、過去からの経緯の中で展開し、任期が終わった後も影響が残る。このため、政策の成功や失敗を判定するのは困難である。 さらに、その評価が難しい理由は四つある。 第一に、外交・安全保障政策は国家間の相互作用の中で実施され、どこかの国の一人勝ちや一人負けはない。 第二に、政策の評価は、見る視点によって異なる。たとえば、国内政治の視点から見る外交・安全保障政策の評価は、それ単体の評価とは異なる。 第三に、外交・安全保障政策は、道徳的な「善」を実現するものではなく、国益の推進のための手段

    なぜ日本と世界で「安倍首相の評価」はこんなにも違うのか?(佐藤 丙午) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/09/05
    外国のトップがもっと酷いからだと思う。だからといって、日本人が日本のリーダーの合格点を下げる必要はない。
  • 米中関係は「最も深刻」…アメリカは「中国の姿勢」を完全に見誤った(後瀉 桂太郎) @gendai_biz

    米中の間で「新冷戦」と呼ばれる覇権争いが続いている。今、アメリカ中国に対して何を考えているのか。またその逆はどうなのか。キーマンたちの主張から見えてくることとは? 『海洋戦略論』著者で2等海佐/海上自衛隊幹部学校 戦略研究室教官の後瀉桂太郎氏が分析する。 今の米中関係はWin-Winか? 2020年7月23日、ポンペオ米国務長官はカリフォルニアのニクソン元米大統領記念図書館において「共産主義中国と自由世界の未来」と題するスピーチを行いました。 わざわざニクソンゆかりの場所でスピーチを行ったことには理由があり、約半世紀前にニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官(のちの国務長官)らが進めた対中関与政策を根的に転換し、中国との対立と競争が米国の外交上の基調となっていることを強調するためです。 米国務省HPによれば、ポンペオ長官は「キッシンジャー博士の極秘ミッションとニクソン大統領訪中から

    米中関係は「最も深刻」…アメリカは「中国の姿勢」を完全に見誤った(後瀉 桂太郎) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/09/04
    失敗したのはクリントンとブッシュだと思うけどね。
  • 「マイルドな優生思想」が蔓延る日本に「安楽死」は百年早い(斎藤 環) @gendai_biz

    筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性から依頼を受け、医師が薬物を投与して殺害し逮捕された事件で、京都地検は事件に関わった2名の医師を8月13日、嘱託殺人罪で起訴した。報道によればALSの女性は以前から強く安楽死を希望しており、2018年12月にツイッターで被告の医師と知り合ってから、やりとりを重ねていたという。 医師の一人はクリニックを開業しており、メンタルケアや緩和ケアに力をいれ、ホスピスの運営も手掛けていた。2名の医師は、共著で高齢者の安楽死を積極的に推奨するような電子書籍(書名はあえて記さない)を発行していたが、このには以下のようなくだりがあると報じられている。 《認知症で家族を長年泣かせてきた老人、ギャンブルで借金を重ねてや子供を不幸に陥れた老人。そんな「今すぐ死んでほしい」といわれる老人を、証拠を残さず、共犯者もいらず、スコップや大掛かりな設備もなしに消せる方法がある。医療に紛

    「マイルドな優生思想」が蔓延る日本に「安楽死」は百年早い(斎藤 環) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/08/26
    安楽死に同意したら保険料が下がるがん保険を認可したり、安楽死に同意しないと健康保険4割負担とか平気でやろうとするだろうね。
  • 物を買わないドイツ人が日本人よりもお金をたくさん使っているもの(雨宮 紫苑)

    22歳のとき、日の就職活動はイヤだ! とドイツに行き、そこで甘くない現実に直面したライターの雨宮紫苑さん。移住してから5年あまり、4月にはドイツの男性と結婚することになった。かくいうドイツ、「物を買わない」ことで有名だが、実は世界トップレベルでお金をかけることがひとつあったーー。 当に買わないドイツドイツに住んでから、物欲という物欲がまったく刺激されなくなった。 iPhoneなんて高いだけ。10年前の電子レンジも動くから問題なし。このレコードプレーヤー、おじいちゃんの代からずっと使ってるの。かっこいいでしょ。ファッショントレンド? なにそれ。見て、このコート、半額だったの! レストランでべ残せば、「捨てるのはもったいないから持って帰って家でべて」と言われ、友人や家族同士でモノを譲りあうこともしばしば。いらないものをダンボールに入れて「ご自由にどうぞ」と道端に置いておけば、あっと

    物を買わないドイツ人が日本人よりもお金をたくさん使っているもの(雨宮 紫苑)
    asamaru
    asamaru 2020/08/01
    日本はシングルルームが多いから、単身旅行者にとってはすごくいいと思う。欧米は2人部屋が多い。
  • 呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一)

    以前、私は現代ビジネスで、作家の井沢元彦氏が歴史学界を「専門バカ」と誹謗中傷しつつ、根拠の乏しい自説を「歴史ノンフィクション」と銘打って発表していることを批判し、氏の「仮説」の問題点を具体的に指摘した。 「俗流歴史」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る井沢元彦氏の批判に答えて(2019.06.13) これに対し井沢氏は今月の新刊『逆説の日史25 明治風雲編』(小学館、以下『逆説』と略記する)で反論を行った。井沢氏は私にわざわざ上記のを送って下さったので、氏の反論にお答えしようと思う。それによって、「俗流歴史」に共通する問題点が浮かび上がるはずだ。 井沢氏の反論は多岐にわたるが、最大の論点は氏の「ケガレ忌避のための首都移転」説(以下、「ケガレ移転説」と略記する)の是非である。 井沢氏によれば、古代においては天皇一代ごとに首都が移転していたという。 そして井沢氏は、「首都移転を繰り返

    呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一)
    asamaru
    asamaru 2020/07/29
    歴史学の素養どうこうより人文社会科学の大学院レベルの教育の有無の違いに見える。呉座氏が正しいが、塩野七生もそうだがある程度怖いもの知らずに書く度胸がないと作家はやれないとも思う。要はスタンスの取り方。
  • 外務省騒然…「日本政府高官」が匿名で書いた「YA論文」のヤバい中身(吉崎 達彦) @gendai_biz

    外交関係者、騒然…! 「YA論文」が初めて登場したのは、4月10日、『アメリカン・インタレスト』という米国の保守系外交専門誌(電子版)である。何より注目すべきは、『アメリカン・インタレスト』がこの論文の執筆者を「匿名の日政府高官」と紹介したことだ。執筆者のイニシャルがYAであることからYA論文と呼ばれている。 日でも大きな話題となっても良さそうなものだったが、あいにく世界中が新型コロナ騒動に明け暮れていた時期であり、当座はほとんど黙殺に近い状態であった。 それでもYA論文の存在は、じょじょに知れ渡って日米の外交コミュニティに波紋を投げかけるようになる。これを読んだアメリカの民主党系アジア専門家が怒り狂ったとか、外務省内で犯人探しが行われている、といった情報が乱れ飛んだものである。 コロナ騒動がやや一段落した6月頃になると、YA論文に対する反論があちこちに掲載され始めた。これらを読み比べ

    外務省騒然…「日本政府高官」が匿名で書いた「YA論文」のヤバい中身(吉崎 達彦) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/07/11
    そもそも日本の上層部のおじさんたちは、トランプみたいな奴が大好きなんだよ。エクスキュースのためにオバマを引き合いに出している。
  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

    マルクスが「歴史の遺物」だった時代 かつて小耳に挟んだ話であるが、ある日人イスラム教徒がいて、その人は2001年9月11日の、あのビルアタックを機に入信することになったそうである。 当時イスラム教に対する偏見は凄まじく、アジテーターだったオサマ・ビンラディンは悪魔の名に等しいものとして、日国内でも受け止められていた。そのようなご時勢だからこそ逆にその人は、イスラム教というのが当にそんなに酷い宗教なのかと興味を持ったそうである。 結果ミイラ取りがミイラになって、入信することになった。勿論テロリズムに賛成したからではなく、その教えの実際が世間で広められていたイメージと余りにもかけ離れたことに驚きつつ、イスラム教の教えに賛同したのだった。 この話を聞くと、どうしても他人事とは思えない。それは私とマルクスとの関係と重なるところがあるからである。 私が大学を卒業し、哲学研究を志して大学院に入学

    教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
    asamaru
    asamaru 2020/07/04
    政治的には共産主義に対抗するために作られた制度装置を片っ端から骨抜きにしてきたから当然だし、理論的にはマルクスの理論をきちんと系統立てて論難できる人は少ない(もちろん自分も自信がない)