カナダはモントリオールのマギル大学とマギル大学医療センター研究所(RI-MUHC)の研究者らが、世界的パズルゲーム『テトリス』にて成人の弱視(amblyopia、またはlazy eye)を治療できる可能性があると発表しました。ゲームで弱視治療といえば3年ほど前の類似した事例あります。 『テトリス』は誰でも簡単に遊べるパズルゲームとして最も有名 今回の研究成果で特徴的なのは、通常の治療法が片目にアイパッチを着けてもう片方の目に負荷をかけるものだったのに対し、高速なパズルゲームである『テトリス』を使うことにより両目へ働きかけたという点。 RI-MUHCとマギル大学で眼科研究部のディレクターなどを務めるRobert Hess博士は、「現状では成人の視力を回復させる方法は現状存在しないが、手がかりとなるのは二つの目を同時に特定のタスクを動かすコンディションにすることだ」としています。また、成人の