人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。 なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。 Photo by GlasgowAmateur.これは、ドイツの小説家・ジャン・パウルの言葉です。 物事を深く掘り下げないことの「軽薄さ」は、書籍でも人生でも同じ。本を読んでいても内容を理解していなければ意味がないのと同じように、人生について深く考えていないとせっかくの人生も成り行きで進んで行ってしまいます。 雑誌のようにパラパラとめくるのも良いですが、それでも一度きりの人生です。今後どういう人生を送るのか、週末を使ってじっくりと考えるのもまた有用な時間の使い方だと思います。 (安齋慎平)