天皇の誕生日が「祝日」だという。ふざけるなと いいたい。知るか！と いいたい。そんなこと、どうでも いいのだ。 日本のカレンダーは、なんと いかがわしいのだろう。あれやこれや祝日があって、天皇に関係しているものが たくさんある。そんなに？って おもうひとは 池田浩士（いけだ・ひろし）の『子どもたちと話す 天皇ってなに？』を よんでみてよ。 日本国憲法の交付日も、11月3日、明治天皇の誕生日っていうんだから、あきれるしかないね。 うんざりなんだよ。天皇制は いらない。戸籍制度も いらない。わるあがきは、いいかげんにしろ！ 「天皇制を つぶそう リミックス」 （http://www.geocities.jp/hituzinosanpo/tennoosee_tubusoo.mp3） 「さまさま いってるんじゃねえ」 （http://www.youtube.com/watch?v=gRMjxU5N

９月２３日、新宿で「生きる権利に国境はない！私たちの仲間に手を出すな！ 差別・排外主義にNO！９・２３行動」（http://blog.goo.ne.jp/noracism99）のデモが行われました。この行動については、「ヘイトスピーチに反対する会」も賛同団体となっており、多くの仲間が参加しました。 「がんばれ日本」の掛け声のもと「日本国民」の総動員体制がつくられ、それに伴い、外国人ら今まで排除されてきた人々がますます排除されていく情況にたいして、反対の声をあげていく。これはとても重要なことだったと思います。 一方で、このデモに対して信じられないほど悪質な弾圧が行われています。事実関係については、救援会のブログをご覧ください。 http://923solidarity.tumblr.com/post/10663013076/no-9-23 私たちはこの間、排外主義者が野放しにされ、排外主義に

2.福島を生きる 前回は 311直後、Twitter で情報発信をはじめたころの話から、それから現在までにどう状況が変わったかについてまでをうかがいました。今日は、ではその福島で生きるとはどういうことなのか、もう少しくわしくお話をきいていきます。 ――郡山は、311以後なにか変わったことはありますか？ むずかしいですね。311の直後はやっぱりいろいろと問題が起きました。ガスが止まったり、水道が出なかったりとか、水道が出ても飲むな、と広報車が回ったりしました。基準値以上出ましたので飲まないでください、ということです。一回だけ回って、2、3日後にはもう飲んでもいいよとなりましたが。 でも、地震後しばらくは食べ物も手に入りにくい状況が続いたんですけど、今は回復してきている。むしろ今は地震の影響よりも原発の被害の方が大きいように思います。さっき言ったように、はじめは大丈夫、と言っていたけど、どんど

渡利の風景、ひまわり。9月14日撮影。 4. ありのままをうけとめるつよさを なんのための原発なのか――「壊すにしてもつくるにしても何十年もかかるしお金もかかる」 ――前回は、「県外のひとには原発のことを考えてほしい」というお話をうかがいました。そういう考えに至ったのは、この事故があってからでしょうか。 もともと原発は反対というか「なんでここにあるのかな」と思っていました。自分たちにはぜんぜん関係ない。というのは、自分たちに電気が来るわけでなく、東京の方のだけですから。もしかするとなにかあるのかもしれないとも思っていた。 でも、こんなにひどい事故が起きるとは思わなかった。宮城県沖地震や新潟県中越地震のときも被害はうけましたが、なんとかやっていた。だから、その程度にしか思っていなかったんです。さっき言った自分の無知だというのはそこにあります。 じっさいに、今回はじめて、第一原発で六基もあって

渡利地区の建設現場　9月14日撮影 3. 政治にのぞむこと 正確な情報開示を――「不安に蓋をしたいという気持ちもありました」「だからこそ事実がもっと早めにほしかった」 ――汚染が広まっていることにたいして、国や県などにやってほしいことはありますか。 やっぱり正確な情報を伝えていくことですね。事故当初メルトダウンがあったにもかかわらず言っていない。そういうことは問題だと思っています。 知識のある方はわかっていたかもしれません。でも知識がないと、わたしもふくめて、疑問はあってもそこまで考えていない。不安に蓋をしたいという気持ちもありました。だからこそ、事実がもっと早めにほしかった。逃げるに逃げられないからです。正確な事実を伝えて、わたしたちが行くか行かないかを判断すればいいかなと思っています。 ――政府は情報を公開するとパニックになるから公開しなかったというような理由づけをすることが多いと思い

渡利の住宅街に植えられたひまわり　9月14日撮影 2. 放射能という問題 とどまりつづける――「試行錯誤しながらなんとかやっていきたい」「逃げるということは考えずに」 ――マスクなどの放射能を避けるようなことはやっていますか。 最初のときからやっています。以前、枝野官房長官ががんばってやってきましたが[ご参考（1）（2）]、あのときから気をつけました。換気扇もまわさなかった。今も窓はあけてません。缶詰状態でしたが、6月くらいまではそれが苦ではなかったですね。そういう状態で暑さを我慢するのは大変ですから、これからいかに夏を越せるかなというのが問題ですね。 ただ、最近はもうマスクはやらなくなりました。多少除染したせいかもしれません。こころの中も除染してしまったのかもね（笑） ――食べものを気にしていたりとかは。 店頭には、県外から取り寄せたものも並んでいます。でも、遠くからきたものは新鮮さがな

渡利の風景　9月14日撮影 3.11以降、福島第一原発の事故によって放射能汚染がひろがっています。しかしながら、放射能による被害をおおきく受けているはずの福島県に住むひとびとの声はなかなか聞こえてきません。福島に住んでいるひとたちの声をきくことによって、できることなら有効な支援につなげることはできないか。そう考えて、ForFukushima 企画第二弾として福島への取材を7月30日・31日・8月1日に実施しました。 今日からは、原発事故による放射能汚染によって「ホットスポット」と呼ばれる福島市渡利地区在住のAさんへの取材レポートを連載していきます。比較的高い汚染地域で、ひとびとはどのように生活していて、どのような対策が求められているのか。そうしたことがらを考えるきっかけになればうれしいです。 連載は全部で4回程度の予定です。取材した内容は、一度 ForFUKUSHIMA のメンバーですべて

わたしたち「仮放免者の会」の仲間であり、これまでこのブログに２度「意見書」を掲載させていただいた鈴木啓三ロベルトさんが、8月15日にブラジルに「帰国」しました。不本意ながらの帰国とのことです。 鈴木さんが「帰国」前に寄せてくださった「意見書」を公開します。ウソをついてだます、脅迫する、外国人の人格や法的権利をふみにじる、そうした入管による帰国強要の実態の一端をかいまみることのできる内容です。ぜひ、お読みください。あわせて、鈴木さんの過去の「意見書」にもリンクをはっておきます。 東京入管収容者 鈴木啓三ロベルトさんより 東京入管職員による集団暴行事件 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 外国人人権保護団体 仮放免者の会：団体長殿 SYI：団体長殿 私は、以前から何回か意見書を書かせて頂いて居ります鈴木

8/30に引き続き9/6にも、「ぶっ通しデモ実行委員会」との共催で『朝鮮への「制裁政治」に反対！ 新宿デモ』をおこないました。 くばったビラ 8/30の報告 途中、拡声器を持った少数のグループが沿道に現れ、デモ隊に対して聞くにたえない暴言を浴びせる場面がありました。 デモコースを先回りしているのか同じ集団が複数回現れ、民族差別的な暴言と合わせて「日本から出ていけ」というような主張をしていたようです。 負傷者や弾圧がなかったという点では大きな混乱もなくデモ行進を終えましたが、あのようなヘイトスピーチそのものは絶対に容認できません。 そして（繰り返し書いていますが）注目すべきは、あのようなヘイトスピーチを垂れ流す"草の根の排外主義者"たちの主張に見える予断と排除のロジックは決して特殊でもめずらしくもなく、現在の日本社会に広く共有されており、さらに最も重要な点として、（国家などの）権力の中枢から

9月23日、「在特会」「主権回復を目指す会」「排害社」といった、民族差別・排外主義を煽りヘイトスピーチをまき散らす「行動する保守」勢力の行動に抗して、社会的な包囲網を形成すべく、「差別・排外主義にNO！　9・23行動」実行委員会は、「生きる権利に国境はない！」「私たちの仲間に手を出すな！」を合言葉に街頭大衆行動＝デモに取り組みました。 デモ隊は、新宿柏木公園を出発地点として新宿の繁華街を整然と行進し、予想された集団によるデモへの妨害・襲撃もなく、沿道の市民、あるいは周辺の店などで働くマイノリテイーの人々へ、差別・排外主義にNO！の声を届けました。 しかし、警視庁によるデモへの妨害は非常に過剰かつ悪質なもので、デモ隊が整然と歩いているにもかかわらず、隊列右側を歩く参加者を突き飛ばしたり、歩道側に押し付けるなど違憲・違法な警備活動を行いました。このような警察による妨害は、震災／原発事故以降