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ブックマーク / www.cinra.net (6)

  • 「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA

    メイン画像:©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved. 小説『関心領域』を通例の文脈で「あの映画の原作」と紹介するのにはいささか抵抗がある。というのも、特に日では、公開当初から凄まじい訴求力を見せた映画版(ジョナサン・グレイザー監督)の存在感が大きく、隠喩に満ちたその内容の「解題」を求める意図で書を手にする人が多いと予測され、その場合、キャラ構築や舞台設定など多岐にわたる差異により、読者が面らうこと必至だからだ。 ありていにいえば『関心領域』とは、ナチス第三帝国に関する、ある「共通命題」を突く文芸作品と映像作品のユニット的名称である。双方、観念的な因果関

    「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA
  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

    ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA
    asitanoyamasita
    asitanoyamasita 2023/10/29
    原爆というだけでそこまでタブーなら核攻撃でピンチや解決を描く映画みんなアウトだろうに。マイナー作なら商業上の理由と言われりゃわかるけど、クリストファーノーランだからそれもありえんし
  • 20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA

    漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げてきた。そして近年では媒体の多様化や読者層の変化により、一層複雑な変化を続けているように思う。 カルチャーシーンの「これまで」と「これから」を考える、CINRAメディア20周年特集「Crossing??」。今回は、ここ20年の少女漫画の流れを、個人の体験とともに振り返りたいと思う。ご登場くださったのは、文筆家として活動されているひらりささん。1989年生まれで、雑誌最盛期の90年代から漫画雑誌を読みはじめたというひらりささんの少女漫画史をお伺いしながら、作品やヒロインの変化、そしてそこから見える

    20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA
  • 映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA

    今年から、『新潟国際アニメーション映画祭』が開催される。映画祭の特徴は、これまで、公の場ではあまり批評の対象とされてこなかったエンターテイメント作品も取り上げている点だ。「商業」「アート」の垣根なく作品を評価し、アニメ文化を守り継いでいくために開催される映画祭。第1回目の審査員長を務めるのが、1970年代からアニメ業界で作品をつくり続けている押井守氏だ。今回は、幸運なことに押井氏にインタビューする機会を得て、アニメ業界への課題感や映画祭の意義についてうかがった。 撮影込み30分という限られた取材時間のなか、押井監督はひとつの質問に対してほぼノンストップで語り続け、60分インタビュー並の分量に。その発言内容にはアニメ業界に対する厳しい意見も多分に含まれているが、そうした言葉の根底にあるのは、スタッフが心血を注ぎ込んで作品をつくっていることに対するたしかなリスペクトと、その仕事が報われてほ

    映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA
    asitanoyamasita
    asitanoyamasita 2023/03/18
    『悪口はあるけど批評はない〜「良かった」「悪かった」だけで、批評の根拠は何も書いてない』/新潟の映画祭は売れ線エンタメ作品も扱うとあるので、アート系はともかくそういう作品がどう『批評』されるか楽しみ
  • もはや一般ウケは不要? 賛否割れた『モービウス』から考える、アメコミ映画が置かれる特殊な状況 | CINRA

    5月には映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、6月にはドラマ『Ms.マーベル』が、7月には映画『ソー:ラブ&サンダー』が、さらに11月には映画『ブラック・パンサー ワカンダ・フォーエバー』(原題)が……と、今年は例年にも増してマーベル作品の公開が多数予告されている。 映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、ドラマ『ムーンナイト』含め、1年のうちにこれだけの作品が公開されることからも、マーベル作品、およびアメコミ映画がいかに巨大なファンダムを抱えているかが想像できる。一方で、熱心なファンに対する製作サイドのサービス精神の表れか、あるいは長年かけて培われた豊かな土壌、長い歴史を持つ原作へのリスペクトからか、近年のアメコミ映画は長尺化の傾向が顕著にある。3月に公開されたDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の上映時間が2時間56分だったのがいい例だろう

    もはや一般ウケは不要? 賛否割れた『モービウス』から考える、アメコミ映画が置かれる特殊な状況 | CINRA
  • 「戦争反対」と叫ぶのは無意味か?『No War 0305』でGEZANらと1万人のデモが暴力と冷笑に抗議 | CINRA

    「ほしいのは熱狂ではなくそれぞれの実感でたどり着いたNO WAR。そして言葉にすることには確かに意味があると認め合いたい」 - GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーによる『No War 0305』ステートメントより

    「戦争反対」と叫ぶのは無意味か?『No War 0305』でGEZANらと1万人のデモが暴力と冷笑に抗議 | CINRA
    asitanoyamasita
    asitanoyamasita 2022/03/09
    映画「ドントルックアップ」でも『運動』が過熱化した結果アリアナグランデがエモいコンサート開いて支持者も大熱狂!…いやまて正しい側のコイツらも何やってんだ?って風刺があったし、冷ややかな目線もまぁわかる
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