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scienceと毎日新聞に関するasriteのブックマーク (20)

  • <古細菌>仲間の「体」再利用…深海底の微生物 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    深海底にすむ微生物「古細菌」が、自分の体を作るのに死んだ仲間の体を使い回していることが、高野淑識(よしのり)・海洋研究開発機構研究員(地球化学)らの分析で分かった。エネルギー源の乏しい深海底ならではのエコライフで、有害物質の分解にも応用できる成果という。7日付の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に掲載された。 古細菌は、熱水の噴出口など他の生物が生きられない特殊な環境に生息したり、牛の胃の中などでメタンガスを作る種類が知られている。深海に多く、その量は地球全体で10億トンと推定されている。神奈川県沖の深さ1453メートルの海底に無人潜水艇で培養装置を設置。放射性物質で目印を付けたブドウ糖を「餌」として与えて405日間調べた。 その結果、古細菌の細胞膜から目印は見つからず「餌」を細胞膜作りに使っていないことが判明。代わりに仲間の死骸(しがい)の細胞膜を流用していることが分かった

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    asrite 2010/11/09
    確かに自分を「作る」には同じ生物からとるのが手っ取り早いけど、なんとなくもやっとする。 / というか、結果よりも「深海での培養」という実験手法のほうが興味深い。
  • 動画共有サイト:毎日動画「たんぱく質:「歩く姿」撮影成功 金沢大などのグループ」 投稿者: mainichiさん

    脚の構造を持つたんぱく質「ミオシンV」が、脚を交互に前に出して移動する動画の撮影に、金沢大などの研究グループが初めて成功。10日(現地時間)の英科学誌「ネイチャー」(電子版)で発表した。分子を観察する原子間力顕微鏡(AFM)を約5年前に、1000倍速で実用化した高速AFMで撮影した。応用の幅を広げることで、ナノレベルの物質の解明が期待される。

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    asrite 2010/10/11
    歩くタンパク質の撮影に成功したらしい。これはかっこいい。
  • <雑記帳>円周率5兆ケタまで計算 ギネス申請へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    長野県飯田市の会社員、近藤茂さん(55)らが、円周率を、従来の世界記録を大幅に塗り替える5兆ケタまで計算した。近くギネスブックに申請するという。 最新技術を駆使したパソコンを百数十万円かけて自作。計算プログラムを作った米国の大学生と共同で、5月から3カ月かけて計算した。かつてはスーパーコンピューターの独壇場だったが、近年は高性能パソコンによる記録更新が相次ぐ。 近藤さんは円周率に学生時代から興味があり、十数年前から計算を始めた。パソコンの過熱を防ぐのは“ローテク”の扇風機。「究極の自己満足。次は10兆ケタを目指す」。夢も円周率のように続く。【仲村隆】 【関連記事】 【ギネスに挑戦】フェラーリ・フェスティバル 【ギネスに挑戦】ギネス記録上回る直径80センチのバーガー 群馬 【ギネスに挑戦】2320人が横笛でねぶたばやし 青森でギネス記録達成 【ギネスに挑戦】ビキニパレード:ギネ

  • ニュースがわかる・科学:iPS細胞 人体再生への道/1 世界で初めて - 毎日jp(毎日新聞)

    iPS(アイピーエス)細胞という言葉を聞いたことがあるだろうか。正式には人工多能性幹細胞といい、体中のあらゆる細胞に変化できる能力をもつ。日の山中伸弥・京都大学教授(46)がマウスを使って世界で初めてつくり出した。現在はヒトのiPS細胞もつくられており、実用化に向けた研究競争がくり広げられている。いずれ自らの体細胞でつくったiPS細胞を自分に移植し、臓器や組織を再生させられる日がくるかもしれない。 iPS細胞……人工多能性幹細胞(induced Pluripotent Stem Cell)を略した言い方。山中伸弥・京都大学教授が2006年、世界に先がけてマウスでの作成成功を発表し、世界中で研究が活発になった。ヒトのiPS細胞はバイエル薬品のチームが07年春に作成。山中教授のチームとアメリカのチームも、07年11月に作成を発表した。 ◇細胞は成長の道のりを逆に歩ける わたしたちの体は60兆

    asrite
    asrite 2010/07/08
    iPS-cell に関する簡単なまとめ
  • 植物:6週間の「記憶力」京大グループ調査 - 毎日jp(毎日新聞)

    京都大生態学研究センターの工藤洋教授らの研究グループは、植物が適切な時期に花を咲かせるために過去約6週間の気温を“記憶”していることを突き止めた。桜の開花の正確な予想や気温変化に強い農作物の開発につながることが期待され、近く米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。 植物が花を咲かせる時期を決める開花遺伝子は60以上見つかっているが、自然の中での具体的な働きはほとんど分かっていない。研究グループは植物が長期的な温度変化を感じ取り、最適なタイミングで花を咲かせていると想定。自生しているハクサンハタザオの葉を採取し、開花遺伝子情報の運び役であるリボ核酸の量を2年間にわたり1週間おきに測定した。 得られたデータと気温の変化を積分などを使った統計学的手法で解析。その結果、植物が過去約6週間の気温を参考にして開花時期を調節していることが分かったという。【広瀬登】

  • 金星探査機:あかつきが地球撮影 25万キロから鮮明画像 - 毎日jp(毎日新聞)

    大気の上層部を写す紫外線カメラで「あかつき」がとらえた地球(青色処理)。中央から右側の黒い部分は夜のため見えない=JAXA提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、H2Aロケット17号機で21日早朝打ち上げられた金星探査機「あかつき」が撮影した地球の画像を公開した。毎日、月までの距離にほぼ等しい約40万キロずつ地球から遠ざかっており、搭載した観測機器の点検を兼ねて「去りゆく地球」をとらえた。 撮影したのは地球から約25万キロの位置。気象衛星(約3万6000キロ)よりはるかに遠いが、中間赤外線カメラの画像では日付近を覆う梅雨雲や南極大陸の姿が判別できた。紫外線カメラは大気の上層部、近赤外線カメラは雲の下を撮影。金星の大気をさまざまな手段で観測する機能が正常であることが確認された。 あかつきは、金星に到達する12月まで暗い宇宙を飛び続ける。打ち上げが正確で軌道修正をせずに済んだため、撮

    asrite
    asrite 2010/05/24
    願わくばもっと広範囲を撮って欲しかったなとは思いつつ。 / 撮れたことそのものが幸運らしいから、あれこれ言えないんだけど
  • <iPS細胞>疾患には逆効果?脳梗塞マウス、移植後に腫瘍(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    asrite
    asrite 2010/03/23
    iPS細胞が腫瘍拡大の原因となる。
  • 発信箱:「・」をめぐる問題=元村有希子(科学環境部) - 毎日jp(毎日新聞)

    光によって電子の振る舞いが変わる現象(光電効果)をアインシュタインが解明したのは1905年。1世紀のちに生きる私たちは、デジタルカメラや発光ダイオードなど、これを応用した文明の利器を使っている。 科学の成果が技術に使われ、生活が便利になる--という発想から、日では科学と技術を一くくりでとらえてきた。科学技術法、科学技術予算などがいい例だ。 双子のように並び称される両者を「・」で区別しようという主張が科学者の間で強まっている。国の総合科学技術会議では、資料に「科学・技術」の表記を取り入れ始めた。「科学技術と書いた場合、文法的には科学は技術の修飾語扱いで、技術が主役であるような印象を与える。同格の言葉を併記するなら『・』を入れるべきです」と、有識者議員の一人、金沢一郎日学術会議会長は説明する。 「・」問題の背景には、事業仕分けに象徴される成果主義の風潮に、基礎科学の研究者たちが危機感を

    asrite
    asrite 2010/03/06
    「・」の一文字で「科学技術」を意味するのかと思った(使用例 : 日本の・予算は…)。 / そういえば、私ははてぶのScienceタグとTechnologyタグを使い分けてるなあ。
  • 粘菌:描く「関東の路線図」 「合理的な物流経路、設計に応用可能」--北大など研究 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇「全長は短く」「迂回路も存在」 脳を持たない単細胞生物の粘菌を関東地方の形をした寒天上で育てると、実在の鉄道路線に似たエサを輸送する経路を作った。北海道大、広島大など日英の共同研究チームは、輸送効率や頑強性などは実際の鉄道以上に優れていることもあると分析。粘菌の経路を数値計算で再現し、物流や情報のネットワークの設計・評価に応用できるとしている。22日付の米科学誌「サイエンス」で発表した。 真正粘菌は環境によってアメーバ状の変形体になる。複数のエサがあれば各エサを囲む小集団を作り、その間を管状の経路でつなぐ。北海道大の手老(てろう)篤史・科学技術振興機構専任研究員(数理生物学)と中垣俊之准教授(生物学)らは関東地方の形にした寒天を利用。JR東日の主要駅に相当する約30カ所にエサを、山手線内の部分に大きなエサと真正粘菌モジホコリの変形体を置いて繰り返し実験した。 1~2日後に主要駅を結ぶ経

    asrite
    asrite 2010/01/22
    読売にも同様の記事があったけど、こっちは文章が詳しい。
  • 新素材:98%水…医療などで利用期待 東大チームが開発 - 毎日jp(毎日新聞)

    強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で、粘土

    asrite
    asrite 2010/01/22
    柔らかさを調節したり自分でいろいろ作ったりするのは楽しそう。だれか、早く制作コンテストを創設するべき。
  • <がん細胞>悪性化の仕組み判明 群馬大(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    細胞内にある「Hsp90」というタンパク質が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることを、群馬大生体調節研究所の研究グループが突き止めた。抗がん剤でHsp90の働きを阻害し、がん細胞の悪性化を抑える研究が進んでいるが、その仕組みが判明したのは初めて。14日付の米科学誌「モレキュラーセル」(電子版)に掲載された。 研究グループによると、細胞ががん化すると、Hsp90の働きが活発化する。また、がん細胞は遺伝子の変異を繰り返してさらに悪性化するが、Polηは変異を促進させることが分かっていた。山下孝之教授らは、培養したがん細胞でHsp90とPolηが結合していることを確認。Hsp90阻害剤を用いると、Polηが分解されたり、働きを抑制することができたという。 山下教授は「Hsp90の働きが分かったことで、より効果的に抗がん剤を活用し、がんの悪性化をい止め

    asrite
    asrite 2010/01/17
    Hspファミリーか。詳しく調べる価値アリかも。
  • <神経細胞>「情報の通り道」の太さ制御…たんぱく質を発見(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    京都大の西英一郎准教授(循環器内科学)と大学院生の大野美紀子さんのグループがマウスを使った実験で、神経細胞から伸びる「情報の通り道」の太さをコントロールするたんぱく質を見つけた。これを欠損させると通り道が細くなり、認知症の初期に似た短期的記憶の低下が見られた。認知症の治療法開発の手がかりになることが期待され、23日の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に掲載される。 神経細胞からの情報の通り道は「軸索」と呼ばれる長い突起とその表面を覆う「髄鞘(ずいしょう)」という絶縁体から成り、神経細胞同士を結んでいる。太いほど情報伝達が速いとされる。【朝日弘行】 【関連ニュース】 神経細胞:軸索の太さ制御するたんぱく質を発見−−京大グループ 腎不全:悪化を抑制する効果発見 コレステロール低下薬、排せつ促し 挑戦のとき/12 北海道大電子科学研究所教授・永井健治さん 痛風:原因遺伝

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    asrite 2009/11/23
    うまく活用すれば記憶力上昇とかもできるのかな。
  • 統合失調症:細胞増殖遺伝子欠如が一因 岐阜薬科大が発表 - 毎日jp(毎日新聞)

    岐阜薬科大(岐阜市)薬効解析学研究室の原英彰教授(51)らの研究グループは14日、人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が統合失調症(PPI障害)の発症原因の一つであることを突き止めたと発表した。同日付の米国科学誌「PLoS ONE」に掲載。HB-EGFは、がん研究などで注目されてきたが、精神疾患との因果関係を示したのは初めてという。 原教授らは、前脳のHB-EGFを別の遺伝子に取り換えて8週間が経過したマウスと、正常なマウスを比較。遺伝子取り換えでHB-EGFが欠損したマウスは、落ち着きなく動き回り、コミュニケーション能力や記憶力の低下がみられた。これらの行動は、統合失調症に特徴的な行動だという。 また、欠損したマウスは神経に伝達される刺激を受け取る神経細胞「樹状突起」につながっている細胞の一部「スパイン」が正常なマウスの半分程度に減少。神経伝達物質「モノアミン」の分泌量も

  • <性分化疾患新生児>男女の判定にガイドライン 症例調査へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    染色体やホルモンの異常により、外見で男女の区別が難しい新生児が約2000人に1人の割合で生まれているとされる。いずれかの性に近づける医療にあたる際、医師が誤った判断をしているケースが問題化している。染色体や性腺からみるとほぼ女性である子に対し、男性ホルモンを投与していた例もある。日小児内分泌学会(藤枝憲二理事長)は医療機関が性別を判定するためのガイドライン策定に向け、10月から初の症例調査に乗り出す。 こうした疾患は医学的に「性分化疾患」「性分化異常症」などと呼ばれる。以前は原因がほとんど分からなかったが、90年代以降に性が男女に分化する仕組みが急速に解明され、診断の精度が上がってきた。 しかし、同学会性分化委員会によると最近でも、外性器だけをみれば男性に近いが、染色体が女性型で卵巣もある子に過剰な男性ホルモンを投与し続けたり、外性器で男女の区別がつかない子が染色体検査もされぬまま性

  • オゾン発生器、健康被害続出 除菌効果うたう(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    インフルエンザの予防効果などをうたった「家庭用オゾン発生器」による健康被害が相次いでいることが27日、国民生活センターの調べで分かった。センターは厚生労働省にメーカーへの指導を求めるとともに、「専門知識のない人は購入を避けた方がよい」と呼びかけている。 家庭用オゾン発生器は酸化力の強いオゾンの脱臭、除菌効果を利用し、空気清浄機などの形で通販や訪問販売で多く売られている。しかし、一定量以上のオゾンを浴びると、ぜんそくや呼吸困難などの症状が表れ、死亡の危険もあるという。 5年間で410件の相談が寄せられ、うち13件では健康被害が起きていた。 【関連記事】 ・ 「生焼けで返すぞ」悪徳ペット火葬業者トラブル急増! ・ 涼しい夏始めました ひんやりグッズで快眠…でも過信禁物 ・ マイホームが危ない! 住宅ローン相談が“激増” ・ 傘ホルダー、傘が外れて大けがも 注意呼び掛け ・ 「

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    asrite 2009/08/29
    そもそもオゾンは有毒だしね。
  • 円周率:2兆5769億けたまで計算 筑波大、ギネス申請 - 毎日jp(毎日新聞)

    筑波大(茨城県つくば市)は17日、円周率を、2兆5769億8037万けたまで計算し、世界記録としてギネスブックに申請したと発表した。計算には同大のスーパーコンピューター「T2K筑波システム」を使い、73時間36分かかったという。 従来の記録は東京大と日立製作所が02年に達成した1兆2411億けたで、今回は2倍以上に達した。 円周率は円周と直径の比を表す数で、「3.14」で始まり、小数点以下の数字が無限に続く。より多くのけた数をコンピューターで計算する試みが世界各地で続いてきた。【高木昭午】

    asrite
    asrite 2009/08/18
    頑張ってるなあ。
  • <肺がん>中皮腫や喫煙で起こる仕組み解明 岡山大チーム(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

  • iPS細胞:「がん化防止」ヒトでも 米国チーム、遺伝子なしで作成 - 毎日jp(毎日新聞)

    さまざまな細胞に分化するヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を遺伝子やウイルスを使わず、たんぱく質だけで作ることに、米ハーバード大などのチームが成功した。マウスでは米独のチームが4月に初めて成功を報告しているが、ヒト細胞では世界初。遺伝子の影響などで起きる細胞のがん化を防ぎ、治療用に使える安全なiPS細胞の作成にまた一歩前進した。29日、米科学誌「セル・ステムセル」電子版で発表した。 金洸秀(キムカンスー)・同大准教授らの研究。山中伸弥・京都大教授が開発したiPS細胞は、四つの遺伝子をウイルスを使い細胞の核に入れて作られた。しかし遺伝子や運び役に使うウイルスが予期せぬ働きをし、細胞ががん化する恐れが高く、遺伝子、ウイルスなしの作成法が模索されてきた。 金准教授らは、山中教授の4遺伝子にアミノ酸の一種、アルギニンなどをつなぎ、ヒトの細胞膜を通り抜けやすい性質を持つよう改造。この遺伝子を、ヒト

  • がん:誘発たんぱく質を特定--九大グループ - 毎日jp(毎日新聞)

  • 視覚野:夢の「再現」夢じゃない? - 毎日jp(毎日新聞)

    何かを見た時の脳の活動パターンを読み取り、コンピューターの画面上に画像として再現する技術を、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)などのチームが世界で初めて開発した。現在は簡単な記号や文字しか再現できないが、将来的には夢を映像化できる可能性もあるという。11日付の米科学誌「ニューロン」に発表する。 人間の視覚情報は、脳の後ろにある視覚野で処理される。その際、見たものの違いによって視覚野の活動パターンが微妙に変わる。ATR脳情報研究所の神谷之康・神経情報学研究室長らは、視野を100個のマス目に分割し、脳の活動パターンから一つ一つのマス目の明るさを推定して白黒で再現する手法を開発した。 まず、マス目をさまざまな明るさで埋めた440種類の画像を被験者に見せ、視覚野の血流量の変化をfMRI(機能的磁気共鳴画像化装置)で計測。データをコンピューターに「学習」させた。続いて被験者に、学習段

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