デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で自転車に乗る人々(2010年10月2日撮影)。(c)AFP/Slim Allagui 【11月30日 AFP】世界有数の「自転車に優しい」街であるデンマークの首都コペンハーゲン(Copenhagen)が、自転車通勤率をもっと上げるため、自転車専用ハイウエーを設けることになった。 コペンハーゲンではサイクリングが非常に人気で、自転車の数が人口を上回っている。欧州において、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)に並ぶ「自転車の首都」と言われるゆえんだ。 市内には自転車専用道路が張り巡らされており、その距離は390キロ以上にも及ぶが、自転車通勤の人気で渋滞が目立つようになった。特に1日に約3万6000台が行き交うノレブロ(Noerrebro)通りの渋滞はすさまじく、ある大学生いわく、「ひじで押しのけながら前に進まなければならない」ほどだ