イタリアのチベット! 南イタリアにある世界遺産、洞窟住居のマテーラがすごい! 崖に作られた町、洞窟住居街「サッシ」は、 かつて貧民窟として「南イタリアの悪夢」、 「イタリアの恥」とさえ言われた場所。 そこで政府が第二次世界大戦後に、 町民を強制移住させ、廃墟と化したという。 ところがである。 建築学上、貴重ということで、今度は保存に乗り出し、 その貴重さから世界遺産に登録されると、 多くの観光客が訪れる場所に一変。 無人の廃墟に人は戻り始め、 旅行客向けの洞窟ホテルやレストラン、 みやげものやなどもできるようになった。 もし取り壊してしまったら、 この地にまったく経済効果はなかっただろう。 見方を変えれば資産になる。 物事は捉え方次第。 イタリアのガイドブックをぱらぱら見た時、 写真を見てここに行きたい!と一番に思ったのがこのマテーラ。 こんな風景見たことない。 この町の中を歩いてみたいと