モノを買わない時代であるが、手作り作品ブームは加速している。手芸やホビーの材料、道具の市場規模は約4000億円。モノを作るクリエイター人口は1000万人だ。 社団法人日本ホビー協会は、ハンドメイド市場は将来的に拡大を続け、1兆円規模になると予測する。この流れと同様に、ハンドメイド商品をネット経由で個人間取り引きさせるサービスも注目を集めている。 2011年6月に誕生した「tetote(テトテ)」だ。バッグやアクセサリー、インテリア雑貨などハンドメイド商品に特化したネット上のフリーマーケットである。サービスが誕生して1年強だが、同サイトで掲載されている商品数は19万点、毎日1000作品ほどが追加で紹介される。 同サイトでは、登録をすると自分の作品を自由に出品することができる。個人間取り引きが成立した場合は、手数料として10.5%を支払う仕組みだ。現在、10000人以上の個人作家が登録し
富士通が開発した次世代「ユーザーインターフェイス」。実際の書類を触って電子データ化できる。(写真:産経新聞) 富士通は3日、行政機関などがネット上で公開する情報や相互リンクなど数百億個に及ぶデータを格納し、一括検索できる技術を開発したと発表した。 同日開催した、2013年の研究開発戦略説明会で発表した。開発したのは、各国行政機関や図書館、学会などが公開するデータを収集し、高速検索によりそれぞれのウェブサイトを探し回ることなく必要な情報を即時に見つけることが可能とするもの。富士通は開発したシステムを無償公開し、膨大な情報から付加価値を見いだす「ビックデータ」の活用を促す考えだ。 また、実際の書類を指で触って電子データとして取り込めるといった、直感的な手段でコンピューターに意思を伝える「ユーザーインターフェース」の新技術も発表。特殊なカメラとセンサーや認識技術などを駆使し、触ったものをプロ
松坂屋銀座店で「GOLD EXPO 〜金の世界展〜」オープニングイベントに出演した叶美香さん(右)と具志堅用高さん。純金箔1万5000枚を使用した「黄金の茶室」などが販売されている=3日、東京・銀座(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞) 時価総額120億円の金製品を展示・販売する「GOLD EXPO〜黄金の世界展〜」が3日、松坂屋銀座店(東京都中央区)の特設会場で始まった。 建て替えのため6月に閉店する同店の一掃セールに合わせて実施。純金箔1万5000枚を使って豊臣秀吉の茶室を再現した「黄金の茶室」(茶道具などを含め4億2000万円)や、1万メートルの純金糸を織り込んだ「黄金の打掛」(5250万円)など、総重量約1トン、時価総額120億円の金商品約800点が展示され、大部分が販売される。 田中貴金属工業によると、最近の金相場は1グラム5000円前後で推移し、2000年の約5倍と、33年ぶり
3日の東京株式市場は大幅反発で、日経平均株価の終値は、前日比358円77銭高の1万2362円20銭。上げ幅としては今年2番目の大きさとなった。 前日の欧米株の上昇や為替相場が円安方向に動いたことを受け、大幅反発で推移した。特に、自動車や精密など輸出関連株などを中心に高めだったほか、前日にユニクロの3月の既存店売上高が大幅増となったファーストリテイリングも高かった。また、4日まで日銀が開催している金融政策決定会合での金融緩和期待などを手掛かりとする買いも増えた。 東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比19.09ポイント高の1010.43。
【今週の住活トピック】 第8回「インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する調査」を公表/住宅リフォーム推進協議会 http://www.j-reform.com/publish/pdf_h23/internet-H23-hyoushi.pdf 住宅リフォーム推進協議会の「インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第8回調査報告書」によると、「リフォームをしたい人」は全体の 6 割以上で、支援制度の利用意向も強いという結果が出た。折しも、今後の税制改正関連法が国会で成立した。リフォームで利用できる支援制度のなかでも、拡充が予定されている減税を中心に詳しく見ていくことにしよう。 ■リフォームする際には、支援制度の利用をしたいが多数 調査は、持ち家に居住する30歳以上の全国の男女を対象とする「予備調査」(回答10000件)と予備調査でリフォームをしたい
スズキの湖西工場で生産される軽自動車「ワゴンR スティングレー」。すべて国内で生産される軽は空洞化阻止の切り札だ=静岡県湖西市(写真:産経新聞) 日本人好みの機能を搭載し、世界標準と異なる通信方式の日本の携帯電話は、独自の生態系を持つガラパゴス諸島になぞらえ、ガラパゴス携帯と呼ばれた。今、このガラケーに代わり、「ガラパゴス自動車」が日本の産業再生のキーワードになろうとしている。小さな車体にたくさんの技術が詰まった軽自動車だ。 「一定の制約の下で挑戦したからこそ、技術力は向上した。技術屋から見たら、軽自動車は芸術品だ」。軽を代表するメーカー、スズキの鈴木修会長兼社長が力説する。 軽は自動車税が低く抑えられるなど税制面で優遇される一方、車の大きさを長さ3・4メートル、幅が1・48メートル、高さ2メートル以下、排気量を660cc以下にしなければいけない決まりがある。その中で、いかに顧客に室内
唐突ですが、あなたに、友人は何人いますか? 単なる知り合い、というだけではなく、安定した関係を保ち、困ったときには助けてくれるような、そんな友人が、どれくらいいますか? 英国の人類学者、ロビン・ダンバー氏が、興味深い研究をしている。大脳新皮質の大きさから見て、1人の人間が安定的に関係を保つことのできる友人の数には上限があるというのである。 ダンバー氏は、さまざまな猿、類人猿について、脳の大きさと群れの大きさの関係を調べた。その結果、大脳新皮質の割合が大きいほど、群れも大きくなるという関係を見いだしたのである。 人間の大脳新皮質の大きさから予測される、安定して関係を保てる「友人」の数は、約150人。この上限のことを、「ダンバー数」と呼ぶ。 なぜ、脳の容量で友人の数が決まるのか? 知り合いが多くなるほど、関係性は複雑になる。相手によって、自分の態度を変えなければならない。また、
終身雇用神話が崩れ落ちたご時世、大学生は何を求め、どんな企業に就職を望むのか。ランキングを紐解いてみると、地に足をつけたがる学生の本音が見えてきた。 ランキングを見て驚くのは総合商社やメガバンクなど高業績企業のオンパレードという点だ。昨年3月期に過去最高益を更新した総合商社は軒並み順位を上げている。 反対に業績不振の電機メーカーに象徴される輸出製造業の人気は低下している。巨額赤字の計上を見込むパナソニックは57位から83位に転落。業績回復を見込むトヨタ自動車も100位以下だ。ただし、電機メーカーの中でも高業績を誇る日立製作所、三菱電機の2社は順位を押し上げた。学生がいかに企業の業績に敏感になっているかがよくわかる。「学情ナビ」の乾真一朗編集長も「大手電機メーカーの何千人解雇や業績に関するニュースをちゃんと見ている。業績がランキングに影響しているのは確か」と指摘する。 また、総合商社や
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