何のための仕事かを常に意識する〜ソフトバンクモバイル執行役副社長 富田 克一氏(3) (聞き手:三浦 優子=フリーライター) (第1回、第2回へ) 組織のトップを目指したり、自分の理想を優先したりすることが重要と考えて働くビジネスパーソンは多いだろう。 ソフトバンクモバイルの富田克一副社長は、会社のトップになることにこだわらずに仕事をしてきた。そしてビジネスの場での自分の役割を、「経営者というよりもトップと現場をつなぐ接着剤」と話す。 そして、「自分自身のことは案外よく分かっていないことも多い。自分の望まない部署で仕事をすることで、新しい自分を発見することもある」とも話す。会社の意向にあわせて仕事をしていきながら、それが自分にとっての新たなチャンスを発見する機会となったというのだ。 マーケティング部門に転身していなかったら今はなかった ■富田さんは14年間、大型コンピュータの
携帯電話キャリアは見込み違いをしている? 原文タイトル:Wrong Way For Wireless? 原文掲載サイト:www.forbes.com 著者名:著者名:Dan Frommer 原文公開日時:2007年1月12日 あなたは近い将来、バスの中で「YouTube」のビデオ・クリップを見るようになるはずだ。スーパーのレジに並びながら「MySpace.com」プロフィールをチェックしたり、パソコンの電源を入れずに、人気バンドThe Killersの新曲を聴いたりするようになる。 なぜそう言えるのか? 携帯電話キャリアが、あなたはそうすると言っているからだ。米Verizon Wirelessは、音楽・ビデオサービス「VCast」を拡張すれば、利用者は追加料金を払って携帯電話でテレビを見るようになると考えている。米Sprint Nextelは、ニュース・ショーをはじめとす
先日,知人(A夫さん,サラリーマン,40代後半)が興味深い話をしていたので,ご紹介しましょう。ある日,彼の奥方(B子さん,主婦,40代後半)あてに宅配便が届きました。A夫さんが箱を開けてみると,宅配便の中身はパソコンを全く使えない人向けの教材だったといいます。CD-ROMが8枚と分厚い教本。A夫さんはびっくりしました。無理もありません。B子さんはそれまで,パソコンに興味があるようには見えなかったからです。 なぜ今さらパソコンなのか。なぜ通信販売なのか。気になったA夫さんはすぐB子さんに尋ねました。すると彼女は,数日前の新聞広告を見せて「ここが気に入ったのよ」。それは,どこにでもありそうな「超ビギナー向けパソコン入門ガイド」の広告です。キャッチコピーもありふれています。ところが,彼女が指差した部分を読んだA夫さんは,その瞬間に合点がいきました。『何回質問しても怒られないし,イライラされる
最強の会社をつくるコーチング:相手との間に安心感を築く あなたが部下とコーチングセッションをするとしたら、いきなり質問攻めにすることは避けるべきである。その事前段階として、相手との間に安心感を築くことが必要である。 人は、聞き手に安心感を持つ(不安がない)と、本音で「話す」ことができる。クライアントがコーチに対して安心感を持っていれば、本音=本当のことを話しやすくなり、コーチはクライアントからよりたくさん引き出すことができるようになる。 このクライアントのコーチに対する安心感や解放感、信頼を「ラポール」といい、コーチングがより機能するのに必要な要素となる。そして、クライアントに、コーチに対して「ラポール」を抱かせることを「ラポールを築く」と表現する。それがセッションをスタートした最初の段階で行なうべきこととなる。 「ラポール」を築くには、コーチングの基本スキルのうち、「認める」「聴
「戦略」と「戦術」の履き違いは知的財産経営の致命傷に 日本企業における知的財産マネジメントの課題(上) 経営トップは知的財産戦略の「質」を問うべきだ 「御社では“知的財産戦略”を立案していますか」。この問いに対し,日本の企業やビジネス・パーソンはどのように答えるだろうか。近年,全社レベルの経営戦略において“知的財産”の重要性に対する認識が高まった結果,“知的財産戦略”の立案に積極的に取り組む企業が数多く見られ,冒頭の問いに「はい」と即答する企業やビジネス・パーソンが増えてきている。 次に,その知的財産戦略を立案した過程を顧みていただきたい。「御社の知的財産戦略は企業戦略を実現するために策定されたものですか,あるいは知的財産に関する活動を行う部署の部門目標として策定されたものですか」。この問いかけに対しても,前者であると即答できる企業やビジネス・パーソンはどれくらい存在するであろうか
ソニーにもノキアにも作れなかったワケ アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が1月9日、同社のイベントであるマックワールドにおいて、「iPhone」と呼ぶ携帯電話機を発表した。単にアップルがコンピュータとiPodに加えて携帯電話に進出したということではない。「技術経営」や「ものづくり」という観点から見ると、二つの際立った特徴が見て取れる。一つは、製品コンセプトの作り方であり、もう一つは囲い込み戦略である。 作りたいものを作る まず、製品コンセプトについてまず考えてみよう。iPhoneはアップルが作ったスマートフォンである。欧米に行くと、かなりの人がスマートフォンを使っているシーンに出くわす。このスマートフォンはパソコンとインターネットに親和性の高い基本ソフト(OS)が搭載された小さなコンピュータであり、インターネット接続ができ、携帯電話機能が搭載されており音声通話もで
サイバーエージェント、団塊世代向けブログ講座を提供 サイバーエージェントは1月18日、全国のパソコン教室を通じて、団塊世代に向けたブログ講座を提供すると発表した。パソコン教室4000校で構成する任意団体、日本パソコンスクール協会と業務提携し、会員校を対象にテキスト教材の提供や、講師への指導などを行う。 サイバーエージェントでは、60歳以上の男性でブログの利用意向が高いことから、パソコン教室に通じて自社のブログ・サービス「Ameblo」の認知度を向上させ、ユーザー数の拡大を図る。 新たに提供するテキスト教材では、パソコン教室でのブログ開設や各種関連サービス利用の方法を、シニア層向けに詳細、簡明に解説するという。またAmebaの運営ノウハウを生かし、講師に教材の使い方などを指導する。 同社では今後、提携するパソコン教室を広げ、団塊世代に限らず幅広い年齢層のユーザーにAmebloの普及を
ブログやメールじゃ「ビジョン」は伝わらない 相手の顔を見ながら、ひざを突き合わせて対話する――。経営幹部や管理職が社員の意見に耳を傾け、“将来ビジョン”や“思い”を生の声で伝えることが、ITエンジニアが仕事に対する「やりがい」や「モチベーション」を取り戻す第一歩だと、筆者は考えている。 最近では、経営幹部のブログや社員有志によるSNS、電子メールやイントラネットの活用など、社内における情報共有手段として、ネットを活用した“デジタル”なコミュニケーションに注目が集まっている。だが、それだけでは経営幹部と社員、上司と部下との間でビジョンや思いを共有することは難しいだろう。 見えないIT業界の将来ビジョン 筆者が“アナログ”なコミュニケーションを見直すきっかけとなったのが、日経コンピュータが昨年11月に実施した「働く意識調査」だ。調査では、ITエンジニアの士気低下に、まず目をひかれた
広告を売らない広告会社もあっていい Road to CEO~オプト 海老根智仁社長(4) ネットの登場で「広告」の効果測定が出来るようになり、業界の常識は大きく変化。オプトの海老根社長は、「広告主のことを考える『最高のご用聞き』になりたい。そのためにはあえて広告を出さない選択を広告主に勧めることもありうる」と話す。 司会、山中(以下Y) この辺で皆さんから、ご質問を賜りたいと思います。 Q 海老根さんの経営ノウハウのうち、お話に出た「環境に適応したフォーカス」「一貫性」「情熱」以外のものも教えて頂けないでしょうか。 海老根 「約束」というキーワードがあります。約束は破ってもいいんです。ただ必ず再設定します、「次は何日に会いましょう」みたいに。仕事も同じで、別にコミットを破ってもいいんですよ、この日までにやるということをやらなくても。でも絶対に次を設定するとことと、設定にあたっては日
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