前夜遅くまで続いた高熱のせいで、私の意識は朦朧としていた。 早朝、マスクを二重にして現場に向かう。無事に明治記念館まで辿り着いたが、頭はボーッとしたままだ。足元はふらついている。そんな状態だったから、羽生善治の姿が視界に入ったときは冗談抜きで幻覚ではなかろうかと思った。 いるはずのない人が目の前にいる不思議、そして緊張が私の感覚を少しずつ現実の世界へと呼び戻していった。 3月24日、第40期女流名人位戦の就位式が行われた。報知新聞主催の女流タイトル戦で5連覇を飾った里見香奈女流名人の戴冠を祝うパーティーである。主催社の担当記者としては、さすがに病欠というわけにはいかない一大行事だ。 棋戦ごとに開催される就位式は、将棋界で最も幸福なイベントと言っていい。棋士、女流棋士、関係者、報道陣らが集い、壇上のタイトル獲得者を祝福する。乾杯の声、女流棋士の華やかな和服姿、久しぶりの再会と談笑・・・
福島県警察本部の刑事部の幹部2人が先月28日と30日に福島市内と山形県内でそれぞれ自殺しているのが見つかり、警察では2人の自殺の理由やいきさつなどを調べています。 福島県警察本部によりますと、自殺したのはともに警察本部刑事部の捜査2課に所属する52歳の警視と、51歳の警部です。 このうち51歳の警部は、先月28日の朝、福島市内の警察の施設で首をつった状態で見つかり、死亡が確認されました。 警察によりますと遺書が見つかっていて、仕事の悩みなどについて書かれていたということです。 また、52歳の警視は、30日、山形県上山市内で車の中で死亡しているのが見つかり、遺体の状況などから自殺したものとみられています。 2人はいずれも知能犯罪や金融犯罪などの捜査を担当していました。警察は2人の自殺の理由やいきさつなどについて調べています。 福島県警察本部警務課は「プライバシーに関することなので、コメントは
1967年に『文五捕物絵図』で主演して以来、『遠山の金さん』や『大江戸捜査網』など、悪を懲らしめるヒーローを多く演じてきた杉良太郎だが、悪党をどう死なせるかよりも、どうやって死ぬかにこだわってきたという。死の美学を追求してきたという杉が語った言葉を、映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづる。 * * * テレビ時代劇でのヒーロー役のイメージが強い杉良太郎だが、NHK大河ドラマ『武田信玄』での北条氏康役や『徳川慶喜』での井伊直弼役などでは印象的な死に様を見せてきた。また、主演舞台でも悲劇的な結末を迎えることは少なくない。 「今度はどうやって死んでやろうかって、ずっと考えているんです。死の美学というのを追求してね。人間は誕生する時には意思はないけど、死は自分の手によってできる。ですから、この役はどう斬られ死んでいったのか、苦しかったのか、痛かったのか、どんな想いでいたのか、追求するんですよ。
大阪市立桜宮高校の体罰事件が発覚して以降、同市立中学校の生徒指導担当教諭の約4割が生徒から「しばけや」「体罰や」などと言われる挑発・揶揄(やゆ)が増えたと感じていることが、市立中の校長らで作る研究班の調査で分かった。約6割が「生活指導をやりにくくなった」とも回答。桜宮事件をきっかけに全国的に体罰撲滅が進む水面下で、生徒の一部が増長し、教諭が萎縮している現状が浮かび上がった。 桜宮高校で平成24年12月、男子バスケットボール部の男性顧問=懲戒免職=から繰り返し体罰を受けていた2年生の主将が自殺。文部科学省が緊急の全国調査に乗り出し、各地で体罰を行った教諭の処分が相次ぐなど社会問題化した。 こうした中で市立学校の現場から生徒の挑発行為に悩む声が上がるようになった。生活指導の経験が長い市立弘済中学校の赤間英松校長を中心に現状把握のための研究班を発足。昨年11月に市立中にアンケートを行い、12
今日、午前11時頃、普段は静かな「サメの海1」水槽で大事件が起こりました。 この水槽は大型のサメたちが暮らす水槽なのですが、 その中でも一番大きなシロワニが小さなネムリブカをガブリ・・・ 飼育員が駆け付けた時には口の中からサメの尾が見えているだけの状態でした。 小さなネムリブカとはいえ全長は1.6m、噛み付いたシロワニは2.8m、 それにシロワニの歯は鋭いものの噛み切ることができず、丸呑みしかできません。 私たち飼育員もまさか丸呑みにしようとはしないと信じていました。 ましてや、このシロワニは最近食欲不振から立ち直ったばかりでしたから。 事件が起きてから、約40分間シロワニも何とか飲み込んでしまおうと、 四苦八苦していましたが、結局は諦めて吐き出してしまいました。 ここでまた、咥えさせてしまうとシロワニの方にもダメージを与えてしまう可能性が あるため、ネムリブカを急いで拾い上げました。 ネ
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