カバーは30日、プレス向けに「VTuber市場に関する勉強会」を実施。社長である谷郷元昭氏が登壇し、VTuber業界が伸びた背景やVTuberのファン層分析、その市場で自社が運営するVTuber事務所「ホロライブ プロダクション」の成長過程などについて解説した。以下のスライドは、その一部だ。 「ホロライブ」といえば、「にじさんじ」とともに2大事務所としてVTuber業界で語られる存在だ。説明会では、2020年1月に開催したhololive 1st fes.「ノンストップ・ストーリー」後にチャンネル登録者数が大きく伸びて、当時調達した7億円の資金を使わなくて済んだというエピソードが語られたが、その背景にはどんな要因があったのか。 また、別のパートでは、グローバルインフォメーションの資料を引き合いに、VTuberの世界市場は2021年の約2421億円から、7年後の2028年には10倍以上の約2
Brave groupは31日、バーチャルアーティスト「HIMEHINA」(ヒメヒナ)を運営する株式会社LaRaと11月1日に経営統合し、同社を子会社化することを発表した(関連対談記事)。 Brave groupは、いくつかのVTuber事務所を傘下に抱え、業界において存在感を増してきた企業。現在、eスポーツの分野で目立つ女性タレント18人が所属する「ぶいすぽっ!」や、「Blitz Wing」や「汽元象レコード」などのレーベルを擁する音楽事務所「RIOT MUSIC」、7人組のバーチャルアイドル「Palette Project」などがそれぞれの子会社によって運営されている。 HIMEHINAは、田中ヒメ・鈴木ヒナによるユニットで、ライブを中心とする音楽活動に加え、、歌唱やゲーム実況、バラエティー、ショートなどの動画投稿も盛んに実施してきた。現在、YouTubeチャンネル登録者数は76万人、
前編に続き、福原慶匡氏と見野歩さんのインタビューをお届けする。 「背景の分厚さ」で差別化したい ──ジャストプロという芸能プロダクションから見て、タレントとしてのVTuberの魅力や可能性は感じたりしますか? 福原 そうですね。芸能事務所として……。 見野 考えたことはあまりないですね。 ──そうなんですね。バーチャルタレントは、割と昔からいるじゃないですか。 福原 そうですね。ホリプロの「伊達杏子 DK-96」とか20年前くらいかな。早すぎましたよね、あれは。 ──テクノロジーが安価になって、ようやくバーチャルタレントができる時代が追いついたのかなとも思います。 福原 そうですね。バーチャルキャラをタレントとしてみると、年を取らないので息が長いっていうのがひとつあります。ただ、タレントを長く続けていく際、バブルが終わったときにどう生き残るのかを考えなくてはいけないところはあります。例えば
昨年末から急速に認知度を上げ、今や大きなブームともなっている「バーチャルYouTuber」(以下VTuber)。VTuberとして活動を行っている人はこの数か月で爆発的に増加し、現在その数は1000以上とも言われています。 また、3月16日発売の「キズナアイ 1st写真集 AI」のように、VTuberのグッズ販売も始まっており、コンテンツ業界としても彼女ら/彼らの活躍には注目が集まっているといえるでしょう。 そんなVTuber界隈では、企業がプロデュースするキャラクターのキャスト、いわゆる「中の人」を公募するケースが増えています。 バーチャルライブアプリ「にじさんじ」の公式バーチャルライバーや、「東雲めぐ」「ロボ子さん」といった現在活動を行っているVTuberも、キャスト希望者のオーディションを行い、中の人を選定した例があります。 ・iPhone XアプリでバーチャルYoutuberに!「
7〜9日に開催したUnity開発者向けイベント「Unite Tokyo 2018」。講演やデモ展示の裏側で、主要なテーマについてはメディア向けの囲み取材が行われていたが、PANORAといえば、やはり気になるのはバーチャルYouTuber(VTuber)のジャンルだろう。最先端のトレンドということもあってか、そのものズバリなVTuberの囲み取材があったので、気になった部分をレポートしていこう。 出演者は写真左より…… ・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン アセットストア担当 常名隆司氏:シロちゃんの講演担当 ・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン アーティスト 京野光平(ntny)氏:ユニティちゃんデザイナー ・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 日本担当ディレクター 大前広樹氏 ・エクシヴィ 代表取締役社長 近藤義仁(GOROman)氏:東雲めぐちゃんの「AniCast」を開発した企業 ・
PANORAでも何度か取り上げたことがある「MAHA5JAPAN」(マハパンチャジャパン)は、発祥がインドネシアという一風変わったVTuber事務所だ。2019年にインドネシアに設立された本家「MAHA5」が同国内でトップシェアを獲得したのち、2021年に日本で事務所を開設。VTuber文化が最も発達した国であり、競争も激しい日本であえて勝負する意図はどこにあるのか。MAHA5・MAHA5JAPAN総合プロデューサーのEdy氏に話を聞いた。 本家MAHA5がインドネシアでトップを獲るまで ──MAHA5JAPANの特色は、やはり「インドネシア発のVTuber事務所」であることかと思います。先にインドネシアに「MAHA5」というVTuber事務所があって、次の展開先が日本なんですよね。どういう経緯があったのでしょうか? Edy 私はインドネシアのMAHA5の立ち上げから関わっているので、まず
米国時間の7月1〜4日、ロサンゼルスのコンベンションセンターを中心に開催している日本ポップカルチャーの祭典「Anime Expo 2022」(AX)。今年は2019年から3年ぶりとなるリアルでの実施で、内容は大きく新発表などを行うパネルセッションと展示会の2つに大きく分けられる。 展示会場では、日本からアニメやマンガ、ゲームなどに関わる多くの企業が出店していた。その中からPANORAの専門分野であるVTuberを見ていこう。今回はカバーのホロライブプロダクションブースを紹介する。 会場入口にヴァイスシュヴァルツ×ホロライブプロダクションの巨大懸垂幕 今年のAXで印象的だったのは、とにかく人出が多かったということ。3年ぶりにリアルで参加できるということもあってか、チケットは事前にソールドアウト。1、2日目に来訪したのだが、会場や待機列、休憩場所など、コロナ禍以前のような密度だと感じた。 とな
米国発のVTuberエージェンシー・VShojoは米国時間の2日10時(日本時間3日2時)、米国・ロサンゼルスにて開催している日本ポップカルチャーの祭典「Anime Expo 2022」にて重大プロジェクト「VShojo NEXT」について発表会を実施(発表会のTwitchのリンク)。 「VShojo Japan」を立ち上げて日本での活動を本格開始し、VTuberとしても活動しているksonさんと、新人の飴宮なずなさんが加入することを発表した。デビュー配信は、米国時間の7月16日(日本時間の7月17日)を予定している。 会場にリアルのコスプレ姿で登場したksonさん VShojoは、2020年11月に英語圏向けのスタートしたVTuberエージェンシーで、6月にJR秋葉原駅構内で広告展開したり、秋葉原の路上でTシャツをゲリラ配布してくるなど、日本におけるPR活動に力を入れていた。 新人の飴宮
ビジュアルクリエイティブディレクターのMuRo氏が発表した「Shoost」はユニークなツールだ。「いい感じの雰囲気の絵を簡単に作りたい! キャラクターをきれいに魅せたい!」という思いから生まれた本ツールは、3つのレイヤーを重ね合わせ、その上から撮影効果を付与することで、画面・映像を作るという今までにない立ち位置のツールと言える。しかしながら、独特なツールゆえに、どのようなものかイメージがわかない人も多いかもしれない。 本記事では、「Shoost」を実際に動かし、簡単な作品を作りながら、機能や優れている点を紹介していく。 人物画像+背景画像 まず、公式にも紹介されている、人物画像と背景画像を組み合わせた使い方を試す。 「Layer 2」 に人物画像を配置 まずは、主役となる人物画像から配置する。「Layer 2」を「Import Item」に設定し、画像アイコンをクリック。今回は「いらすとや
早川書房は、VTuber/メタバースを題材にした塗田一帆の長篇小説「鈴波アミを待っています」を3月16日に刊行する。 本作は「ジャンプ小説新人賞2020」のテーマ部門で金賞を受賞した同名の短篇を、長篇へとリメイクしたもの。なお、本作刊行と同日の3月16日に集英社「少年ジャンプ+」(アプリ・Web)にてコミカライズ版が公開される予定だ(作画:おおみね)。 <書籍情報> 【タイトル】鈴波アミを待っています 【発売日】2022年3月16日 【価格】1800円+税 【著者】塗田一帆(Twitter) 【URL】https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015079/pc_detail/ 【表紙イラスト】しぐれうい(@ui_shig) 【装幀デザイン】木緒なち(@kionachi) 【帯推薦コメント】にじさんじ 健屋花那(@sukosuko
ユーザーローカルは、パソコンとWebカメラだけですぐにVTuberになれるサービス「ユーザーローカルWebcam VTuber」を提供開始した。利用料は無料。 ●Webcam Tuber https://vtuber.userlocal.jp/ 「Webcam VTuber」は、AIアルゴリズムによってカメラ映像から顔の動きや瞬きを読み取り、画面内のVRMキャラクターにリアルタイムで反映する。ハンドトラッキングにも対応しており、腕や手のひら、指の動きを3Dモデルに反映可能だ。ソフトウエアをインストールすることなく、Webブラウザーからすぐに利用できる。 ・利用マニュアル:https://info.userlocal.jp/vtuber_tool 顔の表情変更やキャラクター変更にも対応しており、すべての機能を無料で利用可能。無料配信ツールのOBS(Open Broadcaster Softw
バーチャルライフマガジン 今年はどんな年だったかな? 今年1年の間で流行ったVR内の出来事について、みんなで振り返ってみよう! …という事で、先月末からバチャマガ独自にアンケートを取っていた『VR流行語大賞』 読者の皆さん、たくさんの回答ありがとうございました! みんなからもらった回答(※1)をもとに、今年流行った出来事を一緒に振り返っていきましょう。 上位にランクインした出来事はVR書道家すいほーさんにVR内で書道をしてもらいました。 どんな出来事が1位に輝いたか、読みながら予想してみてくださいね。 ※1…Twitterでの投稿による独自調査。同一の意味と思われる単語はまとめて統計しています。上位ワードはVRで書道パフォーマンスも。『2021年VR流行語大賞』投稿大募集!2021.11.25 目次 [hide] 1 みんなが選んだVRの思い出 10位から4位まで2 3~1位の発表!ランク
株式会社luco ライブ配信をブラウザ上でデザインできるツール「スコラボ」を提供する株式会社luco(本社:東京都渋谷区、代表取締役:呂文軒)は、岩永太貴氏、喜田一成氏、Skyland Ventures 3 号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施致しましたことをご報告いたします。 ■ 資金調達の背景と目的 配信者が行う配信の準備作業は非常に大変な作業で、ツールの分散・情報の不足による配信者の手間は深刻な問題です。その問題を解決すべく、株式会社lucoは、『見えない「好き」に寄り添い、「好き」をつなぐ架け橋を創る』をビジョンに掲げ、誰でもオンライン上で配信をデザインできるツール「スコラボ」の事業開発を行っています。 私達は「スコラボ」を通し、配信準備の効率化、誰でも気軽に実現したい画面作りを可能にするのはもちろん、その先にあるオンラインで作る配信画面の多機能化や、クリエイタ
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