ブックマーク / www.tokyo-np.co.jp (97)

  • 東京新聞:宮内庁、天皇・皇后の火葬検討 両陛下が希望:社会(TOKYO Web)

    宮内庁の羽毛田信吾長官は26日、土葬が慣例となっている天皇、皇后の葬送方法について「火葬の方向で今後検討する」と発表した。現在の両陛下の意向を踏まえた措置。墓に当たる「陵」は合葬することも念頭にし、規模や形式、葬儀の場所や内容を検討する。 宮内庁の関係者によると、一般社会で火葬が普及していることなどから、両陛下は自分たちも火葬が望ましいと考えられている。同時に葬送全体が国民生活に影響が少ないものとなるよう望んでいるという。 羽毛田長官によると、葬送方法の変更は以前からの懸案だった。心臓のバイパス手術を受けた天皇陛下の回復を待ち、この日の発表になった。

  • 東京新聞:将棋バー 駒つまみ プロ棋士経営:社会(TOKYO Web)

    酒のつまみに将棋を一局-。そんなコンセプトのバーが人気だ。東京・池袋の「SHOGI BAR」。経営するのは、プロ棋士の橋崇載(たかのり)八段(29)。東日大震災の影響で一時休業していたが、昨年十一月に営業を再開した。棋士としても絶好調の橋八段のお店とは。 (樋口薫) 「いらっしゃいませ」。店に入ると、橋八段人が出迎えてくれる。金髪に金の腕時計、胸元にはネックレス。まじめそうなイメージの棋士の中で異色の外見だが、若手では屈指の強豪だ。 店内はカウンターにテーブル席が二つ。客同士での対局はもちろん、一人で来ても橋八段や店員が相手をしてくれる。「対局のない日はなるべく顔を出す」という橋八段は、バーテンダーから指導対局まで何でもこなす。

  • 東京新聞:銀座 あふれる自転車 都心マンション急増で…:社会(TOKYO Web)

    おしゃれな街の代表格、銀座(東京都中央区)に、似つかわしくない放置自転車が急増している。二~三キロ離れた臨海部にファミリー向けのマンションが林立し、自転車で気軽に訪れる人が増えているからだ。地元町会や店舗などは「街の美観を損なう」などとして、駐輪禁止を区に働き掛けている。 (小林由比)

  • 東京新聞:取り調べ3時間 なぜだ 「被災地の実情無視」:社会(TOKYO Web)

    (上)警視庁の警察官から職務質問を受けた現場に立つ男性=仙台市で(下)銃刀法違反とされた、男性の十徳ナイフ 東日大震災の被災地で、がれきの撤去作業をしていた仙台市太白区の男性(47)が、警察官から職務質問(職質)を受け、缶切りやドライバーなどが付いた「十徳ナイフ」を持っていたことから、銃刀法違反容疑で約三時間にわたり任意で取り調べを受けた。男性は「被災地の実情を無視した捜査権の乱用」として十九日、弁護士と連名で警察当局に公開質問書を提出し、説明を求めた。 (大野孝志) 男性と弁護士によると、昨年十月九日午後四時ごろ、同市若林区の畑で、津波で流れ着いたがれきを撤去するボランティアをしていたところ、市内に派遣されていた警視庁の警察官から「そのがれきをどこへ持っていくんだ」と職質を受けた。

  • 東京新聞:無料低額宿泊所 生活保護費横領の疑い 月12万円から9万円天引き:社会(TOKYO Web)

    生計困難者のための「無料低額宿泊所」の入所者が受給する生活保護費を無断で天引きしていたとして、千葉県警が横領と有印私文書偽造・同行使の疑いで、千葉市内で宿泊所を運営していたNPO法人の元代表(47)ら男性三人を書類送検したことが十二日、捜査関係者への取材で分かった。 送検されたのは、東京都北区に部があるNPO法人「厚銀舎」の元代表、同法人が運営する無料低額宿泊所「稲毛厚銀舎」(千葉市稲毛区)の元寮長(69)らで、二人は現在はいずれも退職している。 送検容疑では、元代表らは、二〇〇七年一月、「稲毛厚銀舎」に入所していた水谷正勝さん(64)名義の生活保護受給申請書を偽造し、稲毛区役所に提出したほか、生活保護費の振込先として水谷さん名義の銀行口座申込書を偽造して開設。同年一月~〇九年四月に振り込まれた約二百十五万円を横領したとされる。

  • 東京新聞:再発防止策 見いだせない 松本サリン被害 河野義行さん:社会(TOKYO Web)

    事件前に戻ることはできない。ならば死刑囚らを恨み続けるような人生の無駄はせず、残された者として平穏に生きる」。一九九四年の松サリン事件の被害者でありながら当初、警察の家宅捜索を受けるなど二重三重の苦しみを味わった河野義行さん(61)は、十七年の思いをかみしめた。日を恐怖に陥れたオウム真理教の一連の事件の公判は終結したが、真相はいまだ見えないままだ。  「私にとってのオウム事件は、が亡くなった二〇〇八年八月に終わっています」。河野さんの澄子さんは、サリンの後遺症で寝たきりになり、六十歳で亡くなった。河野さんにとって、事件が起きた最初の一年は、犯人視する警察の捜査とマスコミの報道被害との戦いだった。「冤罪(えんざい)」が晴れてからは、三人の子どもへの親としての責任を果たし、の回復を願い続けて生きてきた。 ただ、首謀者とされる麻原彰晃死刑囚(56)=名・松智津夫=の二審で実質審理

  • 東京新聞:区民に愛されるプロチームを 目標はバルサ「東京23FC」:社会(TOKYO Web)

    今年の全国社会人サッカー選手権大会で優勝を飾り、喜びを爆発させる東京23FCイレブン=10月19日、西村さん提供 東京二十三区にこだわったサッカークラブがある。その名も東京23FC。今季の都社会人一部リーグで優勝し、今月十二日からは上位リーグ昇格をかけた戦いに挑む。代表を務める建設会社社長西村剛敏さん(45)=東京都中野区=の目標は、世界一決定戦でスペインの名門バルセロナと戦う「街のプロチーム」になることだ。 (鈴木学)

  • 東京新聞:また消える 下町の味  六角瓶の三ノ輪ラムネ製造終了:社会(TOKYO Web)

    東京都内でも数少なくなっている、飲み口まですべてガラス製の瓶で、六角形が特徴の「三ノ輪ラムネ」。製造元の宮岡商店(東京都台東区)が、社長の急逝により今月いっぱいで廃業することになり、二十二日、惜しまれながら最後の製造を終えた。(井上圭子) 「プシュー」「ガッチャン」。都電荒川線「三ノ輪橋」近くの住宅街にある工場。機械の上で列をなすのは、オールガラス製で六角形のラムネ瓶。四十~五十年前に作られた六角瓶でラムネを製造するのは、都内でもほかには葛飾区に一店だけという。 シロップと水と炭酸が一九五一(昭和二十六)年の創業時から変わらないレシピで満たされ、ビー玉で瓶口をふさぎ、青や水色の封かん紙を貼って完成。「酸を三種類使って、さっぱり仕上げるのがうちの特徴」。この道四十五年のベテラン社員は胸を張る。 創業六十周年の今年三月、三代目社長の宮岡茂さん(55)が急逝。機械の調整や修理、味の調合まで一手に

  • 東京新聞:交付金で原発後押し レベル7翌日「新設は増額」:社会(TOKYO Web)

    原子力関係予算を握る経済産業省と文部科学省が福島第一原発事故の一カ月後、原発の立地自治体などに交付金を支給する規則を全面改正し、新増設時の交付額を増やす一方、既設の原発では発電実績に応じて交付額を決める方式に変更していたことが分かった。事故収束に向けた見通しが立たず、原因究明もままならない時期に、新増設や運転を後押しする改正をしていたことになる。 改正したのは「電源立地地域対策交付金」の交付規則。四月十三日に改正され、海江田万里経産相と高木義明文科相の連名で、同日付の官報に告示した。経産省原子力安全・保安院が福島第一原発事故の国際評価尺度を、旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じレベル7に引き上げた翌日のことだった。 改正規則では、原発を新設したり増設したりする際の交付金の単価を増額。発電能力(出力)百三十五万キロワットの原発を新設する場合だと、運転開始までの十年間に立地自治体へ支給する額は、

  • 東京新聞:アニメを新酒ラベルに 若者に人気「あの花」採用 秩父・武甲酒造:埼玉(TOKYO Web)

    若者に人気のテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」にちなんだ地酒「あの花 特別純米酒」が4日、秩父市宮側町の武甲酒造から発売された。同酒造の製品にアニメキャラクターが使われるのは、宝暦3(1753)年の創業以来初。長谷川浩一社長は「若者が日酒に目を向けてくれるきっかけになれば」と話した。 「あの花」の脚家は秩父市出身。4~6月の深夜にフジテレビで放映され、場面の随所に同市内の風物が登場、放映直後から多くのファンが「聖地巡礼」と称して秩父を訪れている。

  • 東京新聞:トルコ、回答なければ打ち切り 日本との原発交渉:経済(TOKYO Web)

    【カイロ共同】トルコのエネルギー天然資源省高官は22日、日が受注を目指してきたトルコの原発建設計画をめぐり、7月末までに日側から交渉継続の可否に関する回答がなければ、交渉を打ち切り、他国との交渉を始めると明言した。共同通信の電話取材に答えた。 菅直人首相は21日、原発技術海外輸出について「もう一度きちんと議論しなければならない段階に来ている」と発言。トルコとの交渉は時間切れで打ち切られる可能性が出てきた。 地震国トルコは日の耐震技術を高く評価し東芝や東京電力と交渉していたが、3月の福島第1原発の事故で中断。

  • 東京新聞:ナイスショット! 不動選手結婚へ 春2勝早くも「内助の功」:スポーツ(TOKYO Web)

    女子プロゴルフツアーで通算五十勝を達成するなど永久シード選手として活躍している不動裕理選手(34)=写真(右)=が、大手住宅関連会社、昭和住宅社・兵庫県加古川市)の湖中明憲社長の長男で、同社取締役事業部長の正泰(まさやす)さん(37)=同(左)、東京都中央区在住=と結婚することが四日、分かった。今季ツアー終了後、年内に婚姻届を出し、来年一月に大阪市内で挙式、披露宴を行う予定。

  • 東京新聞:ネットカフェ個室はダメ!! 警察庁「児童買春の温床に」:社会(TOKYO Web)

    プライバシーが保たれた空間で事やインターネットを楽しめるネットカフェやマンガ喫茶の個室営業について、警察庁が「風営法の許可がない場合は違法」として今年4月、指導を強めるよう全国の警察部に指示していたことが分かった。個室が児童買春などの温床になっていることを警戒しての措置。業界は「今の形での個室営業ができなくなれば、影響は計りしれない」と懸念している。 (加藤寛太) 風営法は、外部から見通すことができない五平方メートル以下の個室で飲を提供する営業は、都道府県公安委員会の許可が必要と定めている。許可を受ければ可能だが、午前零時以降の深夜営業ができなくなる。 ネットカフェは、終電を逃したサラリーマンが宿代わりに利用したり、定まった住居を持たない人が仮住まいとして利用したりするケースも多い。都内でネットカフェのチェーン店を営む会社の役員は「席の九割は個室だ。個室、深夜営業、飲のどれか一つで

  • 東京新聞:韓国国会、口パク禁止の法案提出 違反には懲役も:国際(TOKYO Web)

    【ソウル共同】歌手がコンサートなどで録音を流して実際には歌わない「口パク」を禁止し、違反者には罰金を科す法案が韓国国会に提出され、話題になっている。 法案を提出したのは野党、自由先進党の李明洙議員。李議員は、最近の芸能界が「歌唱力よりビジュアル重視の歌手を養成している」とし、実際には公演で歌わないケースが横行していると批判。歌手が口パクをした場合には1年以下の懲役または1千万ウォン(約75万円)以下の罰金を科すとする公演法の改正案を、5月13日に提出した。 ネット上では「歌手は歌って当然」とする法案賛成派と、ダンスパフォーマンスが重要とする反対派が議論を展開。韓国メディアによると、女性アイドルのセクシーなダンスの人気が高いことから、ファンからは批判の声が多いという。

  • 東京新聞:東電単独で供給可能 広野火力、7月全基再開へ:社会(TOKYO Web)

    東日大震災による津波被害で全面停止した福島県広野町の東京電力広野火力発電所が、七月中旬にも全五基(計三百八十万キロワット)で運転を再開することが分かった。広野火力が復旧すれば、中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止で東電への電力融通を打ち切っても、東電は今夏の最大需要と見込む五千五百万キロワットの供給力を確保できる見通しだ。 広野火力側が、衆院科学技術特別委員長の川内博史衆院議員ら民主党国会議員に明らかにした。 議員らの話によれば、震災前は2号機と4号機が運転していたが、津波で1、2号機の設備や事務所の一部などが壊れた。広野火力は福島第一原発から半径二十〜三十キロ圏内で、当初は屋内退避指示区域になった。 被害状況の把握にも手間取ったが、同指示が解除された先月二十二日以降、東電や関連会社の作業員約千五百人が復旧作業に従事。七月中旬の営業運転再開を念頭に、比較的被害の少なかった5号機から

  • 東京新聞:マンガ・アニメも保存に本腰 国会図書館、文化庁協定へ:政治(TOKYO Web)

    国会図書館文化庁が協定を結び、マンガやアニメ、テレビ番組の脚などの収集・保存を共同で行うことになった。「クールジャパン」として脚光を浴びる数々の作品の散逸を防ごうと、国が腰を入れる。 協定で対象になるのは(1)マンガ・アニメ・ゲームなどのメディア芸術作品(2)テレビ・ラジオ番組の脚や台(3)現代音楽などの楽譜−の三分野。文化庁は近年、これらの分野の価値を見直し、保存に乗り出していた。収集のノウハウを持つ国会図書館との協定で、資料の所在情報の把握や収集対象の絞り込み、保管場所の選定−などに弾みがつきそうだ。 マンガやアニメの保存は、「アニメの殿堂」と呼ばれて計画が頓挫した「国立メディア芸術総合センター」に代わる取り組み。京都市と京都精華大が共同で運営する「京都国際マンガミュージアム」など、自治体や民間で進んでいる一部の事業とも連携していく。

  • 東京新聞:サポーターが動かした プロ、アマ一体の募金活動 フリーライター 小森 信道:栃木(TOKYO Web)

    サポーターが率先して始めた募金活動は大きな成果を残した。今度はクラブが一体となる番だ=3月26日、宇都宮市で 三月二十六、二十七日、県内各所にスポーツクラブののぼりが掲げられ、東日大震災の被災者支援を目的とした募金活動「Team TOCHIGI プロジェクト」が行われた。元サッカーJ2栃木SCの佐藤悠介氏の呼び掛けに、県内のプロ、アマチュアクラブのサポーターが応じた。最終的に各クラブのフロント、選手らをも巻き込む大きな活動になり、チャリティーTシャツ販売、オークションと合わせて六百万円以上が集まった。 県内には四つのプロスポーツクラブがあるにもかかわらず、これまで四クラブが一体となって行動を起こすことはほとんどなかった。所属リーグや各クラブそれぞれの事情があり、高いハードルがあるのは十分に理解しているつもりだ。だが、大きく「スポーツ」「栃木」というくくりで考えた時、志を共にする仲間である