岡田:音声認識やジャイロセンサーなどニンテンドー3DSの機能をふんだんに使った遊びを詰め込んだタイトルで、「謎惑館(なぞわくやかた)」という館から脱出するために様々な部屋を冒険するというゲームです。効果音やボイスなどの立体音響を頼りにゲームを進めていくというのが大きな特長です。 ———サウンドが中心的な役割を果たすというのは珍しいですね。 岡田:カプコンの中でもサウンドがメインとなるゲームは少ないですね。そういう意味ではサウンドのスタッフとしては楽しい開発となりました。もちろん苦労も多いタイトルだったんですが・・・(一同笑い)。 ———最初に企画を聞いた時の印象はどうでしたか? 北村:私の方で、先行してサウンド制作室で立体音響を研究していて、いつかゲームで使えれば面白いな、と考えていたんです。そんな時に中井ディレクターから「立体音響をやりたい」という話があって、思ったより早くその時が来たな
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