20〜30代後半の男性が子どもの頃に夢中になった模型車「ミニ四駆」の人気が再燃している。ここ数年、兵庫県内でも専用コースを設ける店舗が増え、レース参加者も右肩上がり。かつて熱中した世代に子どもが生まれ、親子で遊べるようになったことがブームをけん引しているようだ。(中西幸大) ミニ四駆は、模型メーカーのタミヤ(静岡市)が1982年から販売。組み立て式で全長約15センチ、モーターで自走する。約千円程度と手頃なうえ、車種や走行性能を高めるパーツが豊富で、改造しながら自分の車を作り上げることができる。少年漫画の題材に取りあげられた87年と96年ごろの2回、小学生を中心にブームとなった。 製造元のタミヤが2012年、発売30周年を記念し、自慢の愛車で競う全日本選手権を13年ぶりに復活させたところ、インターネットなどで話題に。年間15戦の選手権に延べ約1万人がエントリーし、翌年は約2万人と参加者が
振り返れば、2014年3月22日は子どもたちにとって勝負の日だった。『妖怪ウォッチ』の「妖怪メダル 第2章」と「妖怪大辞典 第2巻」の発売日だったからだ。どの販売店も個数制限をして販売したが、早朝からできた長い列ですぐに売り切れた。発売日に子どもと一緒に量販店へ向かった30代会社員男性は、『妖怪ウォッチ』関連のおもちゃは、いまやどれもこれも入手困難だとこぼす。 「コンビニでも妖怪メダルが手に入ると聞いたので10軒以上回りましたが、まだひとつも見つかりません。22日は新発売だから手に入りやすいかと思ったのですが厳しかったですね。かなり朝早くから並んで整理券をもらわないと買えなかったようです。これから春休みになると、ますます子どもの『妖怪ウォッチ』熱が高まって、妖怪メダル探しが続きそうですよ」 22日の発売日当日は、日本全国のオモチャ屋や量販店で購入個数を制限しても販売開始まもなくに在庫が終了
坂本:学者の世界だけじゃなくて、たとえば音楽でも、日本の若い人たちから、海外に対するあこがれがなくなっちゃいましたね。外国のものをマネしないっていういいこともあるけれど、反面、國分さんが言うように、引きこもっちゃうというか内向的になってしまって、外に向かっていかないネガティブな傾向もあって、こちらはちょっといただけない。 國分:ああ、わかります。 坂本:その状況は、音楽の世界ではけっこう長く続いていますね。最近デビューする日本の若い子たちのバンドは、たとえば「ミスチル(Mr.Children)を目指してます!」みたいな感じなんだそうです。要するにミスチルの弟バンドが目標。そんな感じだそうなんです、僕もくわしくは知らないんですけどね。そのミスチル自身は、間違いなく、イギリスやアメリカのアーティストを聴いて育って目指して音楽をやっていたはず。でも、今デビューするミスチルの「弟バンド」的な子
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