大ヒット映画「カメラを止めるな!」の“原作者”という和田亮一氏と、映画を製作したENBUゼミナールが、クレジット表記を巡って意見が対立していた件で、同社は2月27日、和田氏と和解したと発表した。同作の上田慎一郎監督と並んで、和田氏を「共同原作」とするなどして「それぞれのオリジナル性を互いに尊重する気持ちをくんだ」と説明している。 上田監督が、和田氏が演出した劇団「PEACE」の舞台「GHOST IN THE BOX!」に着想を得て映画を企画・制作した――ということに対し、和田氏がクレジットに「原案」ではなく「原作」として劇団名、作品名を入れるよう主張。原案は「作品を作るに当たって参考にしたアイデア」、原作は「その作品を作るための元の作品」だと違いを説明していた。 ENBUゼミナールは、和田氏に敬意を表す意味で「原案:劇団PEACE『GHOST IN THE BOX!』」というクレジット表記
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