私が Microsoft MVP を受賞したのは 2012 年 7 月でした。ちょうどその頃から社内システムの開発に従事するようになり、早 3 年が経ちました。そんな話をすると「MVP が社内システムを作ってるなんてその会社は何してんの?宝の持ち腐れじゃん」と言われることがあります。エンジニア系の MVP は確かに相対的に技術力が高いのかもしれませんが、果たして「宝の持ち腐れ」というのは本当でしょうか? ※ 注意 ※ タイトルは釣りです。決して MVP がデキる奴だと言いたいのではなく、「技術力が高かったり向上心が強い人は総じてそうなのではないか?」という一般的な話をします。 社内システムの悪循環 3 年なんて短いキャリアかもしれませんが、私が感じている社内システム開発にありがちな悪循環を挙げてみます。 スキル不足な人が作ったシステムはトラブル発生頻度が高く、運用コストが跳ね上がる 運用で