米国のある学生がデジカメからヒントを得たという、一風変わったカメラを開発し、話題を呼んでいる。そのカメラはシャッターを押すと写真ではなく、撮った被写体の“説明文”が書かれた紙が出てくる、その名も「Descriptive Camera(記述するカメラ)」だ。 このカメラを開発したのは、ニューヨーク大学に通うマット・リチャードソンさん。公式サイトの説明や英放送局BBCなどによると、彼はデジカメで撮影すると「日付や時間」といった情報が文字で出てくる点に着目した。そこで「写真の内容に関する情報」を説明するカメラがあっても良いのではと考え、このカメラを制作したそうだ。 サイトで公開されているカメラ本体の写真を見ると、装置からレシートのような紙が出ている。その仕組みは、本体のシャッターを押すと、搭載されているUSBウェブカメラで一度画像として保存。画像はインターネットを通じて、少額の報酬でユーザーに仕