個人あるいは(出版業でない)企業や団体が電子書籍を作った場合、どうしたら販売できるのだろうか。 街の書店に相当する電子書籍販売サイトは、日本最大といわれる電子書店パピレスを初めとして多数ある。しかし、これらの専門サイトの取り扱い商品は大抵出版社が出したものである。こうした電子書籍販売サイトに個人や一般企業などが作品を出品するのは簡単ではないだろう。 アマゾンの電子書籍販売、アップル(iBookStore)はまだ日本国内では開店していない。アマゾンやアップルが日本国内の著者を相手に開店するとセルフパブリッシングが現実的なものになるかもしれないが、今のところ、日本ではそこまで進んでいない。 そうすると、現在の時点では、次の二つの方法が考えられるだろう。 1.自費出版系の電子書籍販売サービスを利用する。 2.デジタルコンテンツの販売サービスを利用する。 自費出版系の電子書籍販売サービスは2010