日韓首脳、経済危機へ連携で一致2009年1月12日10時41分印刷ソーシャルブックマーク 【ソウル=円満亮太】麻生首相は12日午前、韓国・ソウルの大統領府(青瓦台)で李明博(イ・ミョンバク)大統領と約1時間会談した。両首脳は、米国発の金融危機を克服するため相互協力を進めることで一致した。 北朝鮮の核問題では6者協議を通じ北朝鮮に核を放棄させるとの基本方針を確認し、来週発足するオバマ米新政権に共同で働きかけていく。アフガニスタン支援では、日韓協力の可能性を検討することで合意した。 また、両国の経済協力を後押しするため、貿易・投資拡大を目指す日韓経済連携協定(EPA)交渉再開に向け検討を進める。「国際社会にともに貢献する日韓関係」をテーマに政治・経済分野で両国の有識者が研究を行う「日韓新時代共同研究プロジェクト」を発足させることでも合意した。麻生首相によると、歴史認識などをめぐる問題は今回取り