日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の直下を活断層が通っている可能性が高いと原子力規制委員会が判断したことで、安全審査の甘さがあらためて浮かび上がった。原発問題は衆院選の最大ともいえる争点だが、中でも既存の原発の再稼働の判断をどうするかに注目が集まる。 (金杉貴雄) 民主党の野田佳彦首相は十一日、千葉県松戸市で街頭演説し、規制委の判断を受け「敦賀原発の下には活断層があるのではないかと一九七〇年代から言われていた。それでも自民党は設置許可を出した」と自民党政権期の原発政策を批判。「自民党は十年立ち止まって考えるそうだ。それは続原発と同じだ」と訴えた。だが、野田政権が再稼働を決めた関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内にも活断層がある可能性が指摘され規制委が調査している。野田首相は自分たちの判断の是非は言わなかった。
日本維新の会の石原慎太郎代表は12日、福岡市内での街頭演説で「憲法9条があるからこそ、私たちは、多くの同胞がさらわれて殺されても抗議して取り返すことができない」と訴えた。石原氏は憲法破棄を持論としており、自主憲法を制定する必要性を強調したものだ。 石原氏は日本人拉致問題について「北朝鮮にすれば、日本の憲法を見たら『あいつら絶対に戦争しない』と思っている」と指摘。「世界に約束しているから、(北朝鮮は)勝手気ままに日本人を連れて行って殺されている」と語った。 これに対し、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は12日夜、記者団に「まず憲法96条を変えないと、9条は変えられない」と説明。改憲要件の緩和を優先させる考えを示すにとどめた。 関連記事小沢一郎氏「憲法改正と政策は別の話」(12/12)「拉致被害者、9条のおかげで見殺し」石原慎太郎氏(12/10)「選挙の争点は憲法改正だ」福島・社民党首(12
■安住淳・民主党幹事長代行 一党が長く政権を持ち続けたからこそ、大きな弊害がたくさん起きた。リクルート事件があっても自民党。ロッキード事件があっても自民党。原子力の問題でもそう。いつでもどこでも自民党だった。 だからこそ、いま訴えたいのは、この民主党を性根からたたき直してほしいということ。私たちは変わらないといけない。もう1回、基本に立ち返って、もっと改革を熱心に進め、最強の政策集団として変わっていかないといけない。この民主党を、もう1回自民党とがっぷり四つで対抗できる政党として立て直す選挙にしたい。(札幌市での街頭演説で) 関連記事「お金じゃぶじゃぶではダメ」 安住・民主幹事長代行(12/4)「自民と連携、想像しにくい」 安住・民主幹事長代行(12/3)「どの党も支持率を落としている」安住・民主幹事長代行(12/2)「一体改革、公明と考え方近い」安住・民主幹事長代行(12/2)「日本
■橋下徹・日本維新の会代表代行 ゆとり教育を許してきたのは自民党政権だ。英語教育も、僕なんか10年たってしゃべれるのはグッドモーニングだけ。頭に来たので大阪市は小学校1年生から英語教育をやる。大阪市のこどもは高校卒業するまでに日常会話できる。国全体でやったらいいが、日本の英語の先生の職域を守るため、日本の教育委員会はやらない。英語の教員なんて(教員)免許なんかどうでもいい。アジアで英語をしゃべれないのは日本人だけ。僕も国際会議に呼ばれる。中国人も韓国人もベトナム人もタイ人も英語べらべら。僕だけ通訳がついている。みんなゲラゲラ笑いながら英語で会話している。僕は通訳入っているから1分後にゲラゲラ笑う。何でこんな人間になってしまったのか。日本の英語教師が英語をしゃべれないからだ。総入れ替えしたらいいが、教員組合は認めない。放置していたのは自民党政権じゃないか。(自民党政権に)もう一度戻すのか。
ストックホルムで12日午後、授与されたメダルを手にする京大の山中伸弥教授=池田良撮影 【ストックホルム=下司佳代子】今年のノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が12日、ストックホルムのノーベル財団で金メダルと賞状を受け取った。報道陣に披露した山中さんは「思ったよりも重い。歴史の重みを感じます」と話した。 メダルは重さ約200グラム。表にアルフレッド・ノーベルの横顔、裏には、病気の少女を癒やすために岩から流れ出る水をくむ医学の神の姿が刻まれている。 山中さんは「展示はせず、大切に保管します。ノーベル賞は私にとって過去になりました。もう見ることもないと思います。これからは、一科学者としてやるべきことを粛々とやりたい」と真面目な顔つきで語った。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サー
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